[衝撃ニュース] 12人の少女と暮らす？未成年者含む、性的暴行容疑でLee Kaplan (リー・カプラン)容疑者（51）逮捕。悲惨。一体何が起こったのか、ワケありの事情とは。元アーミッシュの父は何を考えていたのか。全員血がつながっている？！混沌。
ショッキングなニュースでかなり謎な事件。知れば知るほど謎が深まってきました。かなりのワケあり事情がありそうです。以下、詳細にまとめ、解説していきます。
リー・カプラン事件、 12人の少女と暮らす男、主要登場人物
- 父親のDaniel Stolzfus (ダニエル・ストルツフス)。逮捕。
- 母親のSavilla Stoltzfus (サビラ・ストルツフス)。逮捕。
- 12人の少女と暮らしていたLee Kaplan (リー・カプラン)。リーカプランは性的暴行などの疑いで逮捕。
- １２人のうち、最年長の少女１８歳。
以下、事情が複雑なので、この４名は覚えていないとこんがらがります。上記の最年長の保護された長女以外は、全員逮捕されています。
リー・カプラン容疑者（51）、少女12人と一緒に暮らす
6月19日のCNNの記事（英語）によると、ペンシルベニアの警察が、アメリカ、フィラデルフィアにて、生後半年の女児から１８歳の少女まで１２人と一緒に暮らしていた男を逮捕したとのこと。
生後半年の女児から１８歳の少女まで１２人と一緒に暮らしていた男を逮捕
かなりワケありのようです。以下見ていきます。
リー・カプラン事件、12人のうち2人は自分の子供。しかもその母親も事情あり。
上記CNN（英語）によると、１２人のうち２人は、同容疑者と最年長の少女との間に生まれた子どもとのこと。
１２人のうち２人は、同容疑者と最年長の少女との間に生まれた子ども
２人の子供の母親については下記。
リー・カプランの最年長の少女は”見返り”としてやってきたか
上記CNN（英語）によると、２人の子供は、Lee Kaplan (リー・カプラン)容疑者と最年長の少女の子供。さらに民家から約１６０キロ離れた町で、この少女の両親が逮捕されたとのこと。両親は経済的な苦境に陥った際、カプラン容疑者に助けてもらった見返りとして娘を引き渡した疑いとのこと。
さらに民家から約１６０キロ離れた町で、この少女の両親が逮捕された。
両親は経済的な苦境に陥った際、カプラン容疑者に助けてもらった見返りとして娘を引き渡した疑い
つまり、一緒に暮らしていたこの最年長の少女自身、他の家から見返りとして引き渡されてきたようです。
見返り、なのか、身売り、なのか。もし”見返り”であれば、プレゼントのような意味になると思うのでしょうが、どういうことでしょうか。以下、ヒントがあります。
まずはその前に、生まれてきた子と母親について。
リー・カプラン事件での少女、１４歳の時に第一子を産む
上記CNN（英語）によると、少女は１４歳の時に１人目の子どもを妊娠したとされるとのこと。
少女は１４歳の時に１人目の子どもを妊娠したとされる
というように、なんと14歳の時に産んだというとんでもない話でした。
[更新] 18歳の少女の子供は、３歳の少女と６カ月の赤ん坊
USA Today (英語)によると、18歳の少女の子供は、３歳の少女と６カ月の赤ん坊とのこと。
それでは、見返りなのか身売りなのか、この辺の衝撃的な更新を書いていきます。
[リー・カプラン事件の衝撃更新] 残り９人も全員Daniel Stoltzfus（ダニエル・ストルツフス）の娘。つまり、１０人は元アーミッシュの父の娘で２人は孫。全員関係者。
6月20日のCNN (英語)のアップデート記事によると、なんと１２人の少女全員が最初の少女を差し出した父親と血がつながっていることがわかりました。
つまり、１０人はDaniel Stolzfus (ダニエル・ストルツフス)の子供であり、２人は最初に見返りとして渡した少女の子供、つまりダニエルストルツフスの孫ということ。この両親がそうだと言っているようです。
これは驚きというより、１０人の子供全員を他人に差し出したという、とんでもない話っぽいですね。
[リー・カプラン事件更新] 少女を差し出した父親は過去にアーミッシュとして生活していた
USA Today (英語)の記事によると、逮捕された少女を差し出した父親は、元アーミッシュだったとのこと。
ここがさらに状況を複雑にさせます。アーミッシュ。簡単に解説すると、下記のような人たちのことです。
[豆知識]アーミッシュとは
アーミッシュというのは、宗教集団で、自給自足をしている人たちのことです。今回の上記の事件の舞台は、ペンシルベニア。ペンシルベニアにはけっこうな数のアーミッシュがいるといわれています。
アーミッシュの人々は、自動車はもちろんのこと、電気、電話も使わないといわれています。近代化の逆の流れにいくようですが、実は、近年増加傾向にあります。
これ、詳細がまだわからないのですが、どうもここが今回の事件の一つのミソな感じがします。
アーミッシュにかかわる過去の事件
ちなみに、アーミッシュに関わる過去の事件である、
[過去の事件] アーミッシュの自己犠牲: アーミッシュ学校乱射事件 (2006)を振り返る
もご参照ください。いろいろ考えさせられる事件となっています。
リー・カプラン事件、12人の少女の整理
現在わかる事を整理しておくと、
- 少女A (12人のうち1人の少女): 長女: 18歳で、14歳の時出産した。だいたい４年前にやってきたという話。Daniel Stoltzfus（ダニエル・ストルツフス）の子供。
- 少女B (12人のうち1人の少女): Lee Kaplan (リー・カプラン)容疑者と引き渡されてきた長女との間にできた娘。少女Aが14歳の時に産まれた。現在3歳。Daniel Stoltzfus（ダニエル・ストルツフス）の孫。
- 少女C (12人のうち１人の少女): Lee Kaplan (リー・カプラン)容疑者と引き渡されてきた長女との間にできた娘２人目。現在６カ月の赤ん坊。Daniel Stoltzfus（ダニエル・ストルツフス）の孫。
- 少女D-L (12人のうち残り9人): 全員Daniel Stoltzfus（ダニエル・ストルツフス）の子供。落ち着いたら話を聞くということ。
リー・カプラン事件では、近隣住民の通報が逮捕につながった
上記CNN（英語）によると、近隣住民が警察へ通報したとのこと。住民の女性はＣＮＮとのインタビューで「家の前に先週、悲しそうな女の子が２人立っているのを見た。何年も前からおかしいと思っていた」と話したとのこと。
- 住民の女性はＣＮＮとのインタビューで「家の前に先週、悲しそうな女の子が２人立っているのを見た。何年も前からおかしいと思っていた」と話した
しかし、6月18日のCNN (英語)の記事によると、近隣住民の中には、１８歳の少女がてっきりカプラン容疑者の娘だと思っていた人もおり、ショックを受けている人もいたようです。
１２人の少女たちはどう生活していたか
6月19日のCNNの記事によると、住民らによると少女たちはめったに外出を許されず、学校にも行っていなかったとのこと。
住民らによると少女たちはめったに外出を許されず、学校にも行っていなかった
１２人の少女たちはホームスクールをしていたか
USA Today (英語)の記事によると、少女たちはホームスクールをしていた模様。
Lee Kaplan (リー・カプラン)容疑者とはいったい何者か
6月19日のCNNの記事によると、カプラン容疑者は精密機械会社のオーナーとして州当局に登録されているとのこと。
カプラン容疑者は精密機械会社のオーナーとして州当局に登録されている
なお、6月18日のCNN (英語)の記事によれば、会社の名前は、
Kaplan Precision Machine Company
ということで、カプラン精密機械会社、との訳はどうでしょうか。
クリーブランド監禁事件との相似性は
この手のニュースとして、最近では、クリーブランド監禁事件があります。2013年に、アメリカオハイオ州で発覚した事件ですが、こちらは、３名の女性が、約１０年にわたり監禁されていたという事件でありました。この事件の特徴として、
- １０年という長きにわたる監禁
- 被害女性の１人が連れ去られてきた少女の子供
- 犯人は被害者宅の近くに住んでいた
をあげたいと思います。これら３つともショッキングなものでありました。今回のLee Kaplan (リーカプラン)容疑者が関わっている事件では、監禁されていたわけではないようで、目撃情報もけっこうある点が異なり、特徴的であるともいえます。