なんと日本についこの前まで住んでいた男が関わっていた。

 

日本人7名が犠牲になったバングラデシュカフェ襲撃事件。公開捜査で10名でました。その中の1名が、かつて日本にいたという男。一体何者なのでしょうか。

 

 

立命大元准教授が公開捜査に

日経新聞によれば、公開捜査を始めた10人のうち1人が、立命館大学のバングラデシュ出身の元准教授だったとのこと。

 

  • 公開捜査を始めた10人のうち1人が、立命館大(京都市)のバングラデシュ出身の元准教授

 

 

名前は、デブナット・サジト・チャンドラ(イスラム名モハマド・サイフラ・オザキ)容疑者

上記日経新聞によれば、この立命館大学のバングラデシュ出身の元准教授の名前はデブナット・サジト・チャンドラ(イスラム名モハマド・サイフラ・オザキ)容疑者ニューヨークタイムズ(英語)によると、日本へ来てから、イスラムに改宗し、名前もイスラム名にしたとのこと。つまり、モハマド・サイフラ・オザキというのは、日本へ来てからのイスラム名となります。

 

 

元准教授はどうかかわっていたか

上記日経新聞によれば、この元准教授含む3名がバングラデシュ国内の戦闘員と、イスラム国(IS)関係者を結ぶ連絡要員として活動していたとみられるとのこと。

 

  • 元准教授を含む3人の容疑者がバングラデシュ国内の戦闘員と過激派組織「イスラム国」(IS)関係者を結ぶ「連絡要員」

 

 

現在の行方

上記日経新聞によれば、2015年、妻と子供と欧州に出国して行方不明、1月から無断欠席、立命館大学は今年3月に職場放棄で解雇したとのこと。欧州へ行った後の行方は分かっていないものの、トルコに入国を試みたが拒否されたという情報もあるとのこと。

 

  • 元准教授は昨年、日本人の妻や子供と欧州に出国して行方不明になっており、大学は今年3月、職場放棄で解雇した

  • 欧州へ出国後の足取りは不明

  • トルコに入国を試みたが拒否されたとの情報

 

 

この立命大元准教授の学歴

研究者情報を載せているresearchmap.jpによると、学歴は下記のようなもの。

 

  • 学士(立命館アジア太平洋大学)

  • 修士(立命館アジア太平洋大学大学院)

  • 高度産業人材(DBE)(九州大学イノベーション人材育成センター)

  • 博士(立命館アジア太平洋大学大学院)

 

というわけで、学士の時から立命館なんですね。上記ニューヨークタイムズによると、奨学金で日本へ留学したようです。

 

 

この立命大元准教授の職歴

上記researchmap.jpによると、職歴は下記のようなもの。

 

  • 立命館大学 国際関係学部国際関係学科 准教授
  • 2009年3月 – 2009年9月 岩田学園 非常勤講師
  • 2009年12月 – 2010年3月 シャープ株式会社 情報システム事業本部 共同研究者
  • 2010年12月 – 2011年2月 大分大学経済学部 非常勤講師
  • 2011年3月 – 2011年3月 九州大学大学院経済学府 非常勤講師 (集中講義)

 

注: 上記にも書いたように、立命館大学は既に解雇されていますので、これは解雇前の情報となります。

 

非常勤講師を転々として、シャープなどでも研究者としていたりしました。しかし、結局立命館大学で落ち着いていたようですね。解雇されるまでは。

 

 

[更新] 立命館大元准教授、犯行組織に資金援助か。組織メンバー2人を日本経由でトルコに出国させていたとも。

毎日新聞によると、この立命館大元准教授はたびたびバングラを訪れ、ネオJMBという犯行組織に資金援助をしていた疑いがあるとのこと。さらに、2014年にはネオJMBメンバー2人を日本経由でトルコに出国させていたとのこと。

 

  • たびたびバングラを訪れ活動資金を援助

  • 14年にはネオJMBメンバー2人を日本経由でトルコに出国させていた

 

テロ組織メンバーを日本に連れくるとか勘弁してほしいですね。

 

バングラデシュ警察が公開捜査しています。何か詳しいことを知っている方は、警察と連携されるといいかもしれません。

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