天下のグーグルの海外でのスマホ決済サービス、まもなく上陸。
スマホ決済という大きなテーマ
つい先日、中国スマホ決済は200兆円市場と書きました。スマホ決済は、日本人にとっても、今後大きな話となってくるでしょう。
今回のポイントは、我々日本人がどのようにスマホ決済を今後活用できるだろうか、そんな話です。
グーグルが電子決済サービス「アンドロイドペイ」を日本で始める
日経新聞によると、グーグルは日本でスマートフォン(スマホ)を使った電子決済サービス「アンドロイドペイ」を始めるとのこと。
米グーグルは日本でスマートフォン(スマホ)を使った電子決済サービス「アンドロイドペイ」を始める
グーグルのアンドロイドペイが日本上陸するという話です。アンドロイドペイとは、グーグルのスマホ電子決済サービスです。
スマホでなくても、スイカなどで十分と思いの方。以下をどうぞ。
日本で普及しているスイカや楽天Edy(エディ)は日本国内でしか使えない。一方、グーグルのアンドロイドペイは海外でも自分の使える世界仕様のサービス。
上記日経新聞によると、日本はIC交通乗車券「スイカ」や「楽天Edy(エディ)」などが普及しているとのこと。しかし、利用は日本国内に限られるとのこと。一方、グーグルのアンドロイドペイは、世界仕様のサービスとのこと。
日本はIC交通乗車券「スイカ」や「楽天Edy(エディ)」などが普及する
利用は国内に限られる
「世界仕様」のサービス上陸
消費者は海外でも自分のスマホで買い物ができるようになる
私はスイカもEdyも日本では使ってますが、確かに、これらは日本のみのサービスですね。一方、グーグルは海外でも使えるという話です。
結局、グーグルのアンドロイドペイ日本上陸で、我々は将来、何ができるようになるのか
上記日経新聞によると、グーグルのアンドロイドペイで、消費者は海外でも自分のスマホで買い物ができるようになるとのこと。
消費者は海外でも自分のスマホで買い物ができるようになる
ここが今回の結論。グーグルのアンドロイドペイを使うと、海外でも自分のスマホで買い物ができるようになるということです。
グーグルはどこの国でアンドロイドペイをいつから行っているのか
上記日経新聞によると、アンドロイドペイはグーグルが2015年秋に米国で始め、現在は英国とオーストラリア、シンガポールでも提供している。
アンドロイドペイはグーグルが2015年秋に米国で始め
現在は英国とオーストラリア、シンガポールでも提供
というわけで、比較的新しいサービスではあるものの、天下のグーグルがやることですから、すぐ広まっていく可能性はあります。
アンドロイドペイを利用するには、どのようなスマホが必要か。
上記日経新聞によると、利用には「アンドロイド4.4」以降のOSを搭載し、近距離無線通信規格「NFC」に対応したスマホが必要とのこと。対象端末は国内で年間1000万台以上が販売されているとのこと。
利用には「アンドロイド4.4」以降のOSを搭載
近距離無線通信規格「NFC」に対応したスマホが必要
対象端末は国内で年間1000万台以上が販売
これを読めば想像できるように、将来的な競合はアップルでしょう。それが下記。
アップルはアップルペイとして参入か。2つの巨大会社が参入するとなると、市場も大きくなる可能性を秘めている。
上記日経新聞によると、アップルは「アップルペイ」と呼ぶ独自サービスを日本で始める準備を進めているもようとのこと。
米アップルも「アップルペイ」と呼ぶ独自サービスを日本で始める準備を進めているもよう
アンドロイド使用者とアップル使用者で住み分けがあるのでしょうか。これら大手2社が入るとなると、ここの市場は成長する可能性が大いにあります。
アンドロイドペイを利用するには、専用アプリダウンロードの他、提携金融機関が発行するクレジットカードやデビットカードを登録する
上記日経新聞によると、アンドロイドペイ利用には、専用アプリをダウンロードし、提携金融機関が発行するクレジットカードやデビットカードを登録するとのこと。
すると、店頭でカード情報を教えなくても、読み取り機にスマホをかざすだけで支払いができるとのこと。スマホのアプリで商品やサービスを購入する際の決済にも使えるとのこと。
専用アプリをダウンロードし、提携金融機関が発行するクレジットカードやデビットカードを登録しておく
店頭でカード情報を教えなくても、読み取り機にスマホをかざすだけで支払いができる
スマホのアプリで商品やサービスを購入する際の決済にも使える
これは便利ですね。
いつからグーグルの電子決済サービスであるアンドロイドペイは日本で始まるのか
上記日経新聞によると、今秋にもとのこと。→記事一番下更新参照。
今秋にも
ただ、当初はまだ金融機関は三菱UFJに限られます。それが下記。
まずはグーグルのアンドロイドペイでは、三菱東京UFJ銀行と組む。ただ、独占契約ではないので、他の金融機関もグーグルのアンドロイドペイ採用をする可能性あり。
上記日経新聞によると、日本ではまず、三菱東京UFJ銀行が発行しているデビットカードに対応するとのこと。年内にも三菱UFJニコスが発行するクレジットカードでも使えるようにするとのこと。
ただ、グーグルとMUFGの提携は独占的なものではなく、グーグルは他の金融機関にもアンドロイドペイの採用を呼びかけるとのこと。
日本ではまず、三菱東京UFJ銀行が発行しているデビットカードに対応
年内にも三菱UFJニコスが発行するクレジットカードでも使えるようにす
グーグルとMUFGの提携は独占的なものではなく、グーグルは他の金融機関にもアンドロイドペイの採用を呼びかける
市場が大きくなっていく可能性があるとなると、他の金融機関も参加する可能性があります。というか、こういった新しいサービスは、うかうかしてると、他に先を越されてしまいますから、真剣に検討すべきでしょうね。
アンドロイドペイはカード会社から決済手数料を取らない。グーグルは利用者の消費行動に関するデータを収集、分析する。
上記日経新聞によると、アンドロイドペイはカード会社から決済手数料を取らないとのこと。グーグルは利用者の消費行動に関するデータを収集・分析するとのこと。
アンドロイドペイはカード会社から決済手数料を取らない
グーグルは利用者の消費行動に関するデータを収集・分析
ここがまさに天下のグーグルが、天下のグーグルでい続けられる理由。グーグルは、消費者がどのような時間帯にどのような商品を買ったなどを分析することで、消費者の好みなどをビッグデータとしても蓄えていくわけです。
こういったデータが分析され、他の事業などに生かされていくわけです。大変おもしろいと思います。今後、どのクレジットカード会社が参加するのかにも、注目が集まっています。
[更新] この話の続きが読みたい方は、アンドロイドペイが遂に始まるをどうぞ。