USJおかえり。
[更新] マクロミルに関しては更新記事あり。
[[更新] USJに関しては記事一番下の更新参照。

 

もう9月の後半ですが、今年のこれから楽しみな大型案件といえば、JR九州があります。それに加え、大型案件がまだ今年も他にありそうだ、そんな話題です。

 

USJとマクロミルが再上場申請へ

日経新聞によると、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)とインターネット調査会社のマクロミルは近く東京証券取引所に再上場を申請するとのこと。

 

  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)とインターネット調査会社のマクロミルは近く東京証券取引所に再上場を申請

 

USJは、去年再上場の時期が延期しました。ファンの方にとっては、遂にかといったところでしょう。

 

 

USJ再上場での時価総額はどれくらいか。マクロミル再上場での時価総額はどれくらいか。

上記日経新聞によると、時価総額はUSJが数千億円規模とのこと。マクロミルも1000億円近くの大型案件となりそうだとのこと

 

  • 時価総額はUSJが数千億円規模

  • マクロミルも1000億円近くの大型案件となりそう

 

USJの数千億円というのはあまりはっきりしない金額。この”数”の部分が変われば、1000億円もの変化があるわけです。

 

そもそも、USJの時価総額に関しては、以前からいろいろな憶測が飛び交っていました。特にコムキャスト参入のあたりからはさらに思惑を呼んだわけですね。それが下記。

 

 

昨年後半、コムキャストはUSJの発行済み株式の51%を約1840億円で取得

ここで思い出していただきたいのが、昨年後半のUSJ株の動きです。

 

昨年11月13日の日経新聞によると、米ケーブルテレビ大手のコムキャストは13日、USJの運営会社であるユー・エス・ジェイの買収を同日付で完了したと発表したとのこと。米投資銀行大手ゴールドマン・サックスなどの既存株主から発行済み株式の51%を約1840億円で取得したとのこと。

 

  • 米ケーブルテレビ大手のコムキャスト

  • 13日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)の運営会社であるユー・エス・ジェイの買収を同日付で完了したと発表

  • 米投資銀行大手ゴールドマン・サックスなどの既存株主から発行済み株式の51%を約1840億円で取得

 

コムキャストの出した金額は1840億円。市場では、これは割安とみられていました。というのも、USJはハリポタなどもあり、人気のテーマパーク化しており、かなりの市場価値を持っていると考えられていたからです。

 

今回USJが再上場となりますが、時価総額がどうなるにせよ、このコムキャストが出した金額は、必ず比較対象としてでてくる数字です。

 

 

いつUSJは再上場を申請するのか。いつマクロミルは再上場を申請するのか。

上記日経新聞によると、テーマパークのUSJを運営するユー・エス・ジェイ(大阪市)とマクロミルは今秋に再上場を申請する見通しとのこと。審査が順調なら、今年度内にも上場できそうだとのこと。

 

  • テーマパークのUSJを運営するユー・エス・ジェイ(大阪市)とマクロミルは今秋に再上場を申請する見通し

  • 審査が順調なら、今年度内にも上場できそう

 

というわけで、今年もまだ大型案件がいくつか残っていそうで、楽しみです。

 

 

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MBKパートナーズとゴールドマンサックス証券系のファンドはUSJ上場に合わせてUSJ保有株を売り出す

上記日経新聞によると、USJは業績を立て直す狙いで投資ファンドのMBKパートナーズ、ゴールドマン・サックス証券系のファンドの傘下に入り、2009年に上場廃止したとのこと。上場にあわせ、両ファンドは保有する株式を売り出すとのこと。

 

  • USJは業績を立て直す狙いで投資ファンドのMBKパートナーズ、ゴールドマン・サックス証券系のファンドの傘下に入り

  • 2009年に上場廃止

  • 上場にあわせ、両ファンドは保有する株式を売り出す

 

上場廃止してUSJの立て直しに入ったわけです。上場廃止になるメリットは、株主からのプレッシャーがなくなり、じっくり再建できるという点がありますね。

 

USJは今となってはすごいテーマパークとなりました。当時、上場廃止となりましたが、今考えてみれば、結果としてUSJにとってはよかったわけです。

 

 

マクロミルの再上場では、ベインが保有株の一部を売り出す

上記日経新聞によると、マクロミルは14年に米ファンド、ベインキャピタルが買収し上場を廃止したとのこと。ベインも保有株の一部を売り出すとみられるとのこと。

 

  • マクロミルは14年に米ファンド、ベインキャピタルが買収し上場を廃止

  • ベインも保有株の一部を売り出すとみられる

 

マクロミルに関しては、ベインの動きがなかなか良かったようです。それが下記。

 

 

マクロミルはベインの傘下に入ることで、売上高を2倍拡大させた

上記日経新聞によると、マクロミルはベインのネットワークを生かしてオランダの同業を買収。売上高はベイン傘下入り前の約2倍に急拡大している。

 

  • マクロミルはベインのネットワークを生かしてオランダの同業を買収

  • 売上高はベイン傘下入り前の約2倍に急拡大

 

2014年からベインの傘下です。それから売上が2倍になったわけです。たくましくなって帰ってきたのか、売上高アップの秘訣は何なのか、もっと探ってみたいですね。

 

 

[更新] マクロミルは3月にも上場か

[グローバル志向になったマクロミルが再上場] マクロミルが3月にも再上場へ。ベインがうまく海外展開を支えたいい例

 

[更新] USJはコムキャストが完全子会社化

コムキャストが3月28日に発表したところ、コムキャストはUSJ(ユー・エス・ジェイ)を完全子会社化するとのこと。

 

というわけで、USJは東証への再上場とはならない結果に。

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