世界のトヨタ、どうする。
トランプ氏がツイッターで、メキシコ新工場建設計画に関してトヨタ批判。トヨタがメキシコに新工場なんてとんでもない(No way!)という。
トランプ氏がツイッターで、トヨタのメキシコでの新工場計画についてコメントしました。
トランプ氏は、トヨタがメキシコに新工場なんて
「No way!」 とんでもない! (とでも訳しときましょうか)
とコメント。
トランプ氏は、トヨタはメキシコに新工場ではなく、アメリカに新工場を、さもなければ高関税だという
トランプ氏のツイッターでは、トヨタはメキシコに新工場ではなく、アメリカに工場を作るように促しています。さもなければ、高関税だとしています。
まさにトランプ節炸裂といったところ。
豊田社長は、トランプ氏の政策や判断を見ながら判断するとして、現時点でのメキシコ新工場の計画見直しには否定的だった。しかし、今回、動きがあった。
1月5日のロイターの報道によると、トランプ氏がツイートする前の5日、トヨタの章男社長が、メキシコでの新工場建設計画に関してコメントしています。
章男社長は、トランプ米国次期大統領の政策や決断など「いろいろなものを見ながら判断していきたい」と述べ、現時点では変更はないとの見解を示したとのこと。
メキシコでの新工場建設計画について、トランプ米国次期大統領の政策や決断など「いろいろなものを見ながら判断していきたい」と述べ、現時点では変更はないとの見解を示した
ただ、今回、トランプ氏サイドから動きがでました。
つい先日、フォードはメキシコへの工場移転を撤回しました。トランプ氏からプレッシャーをかけられていたのが大きな要因とされています。
次のターゲットはトヨタ。困っちゃいましたねこれは。
世界のトヨタはトランプ氏の発言にかなり慎重な対応を迫られる。今回難しいのは、トヨタが工場新設撤回するにせよ、その理由づけをどうするか。
上記にあげたフォードですが、メキシコでの工場というのは、小型車向けの工場でした。よって、小型車向けではなく、EV車と自動運転車をアメリカで、という論理が一部あったのは事実です。
今回、トヨタはメキシコ工場を撤回するとしたら、どのような理由を出すのか、ここに注目が集まります。
章男社長は賢明な方で、もともと様子をうかがっていた。うまく対応するだろう。ホンダの対応にも注目。
豊田章男社長は筋が通っている方で、大変賢明な社長です。
トランプ氏の動きなど全体を見るともしていましたから、確実に今回の発言は重く受け止め、考慮することでしょう。どのような判断を章男社長がするにせよ、章男社長であれば、このような困難にもうまく対処してくれるものと思っております。
あとこれと同時に、メキシコ工場絡みでは、ホンダの動きにも注目する必要があるのはいうまでもありません。ただ、ホンダの場合はトヨタの動きをまず見てから動くと予想されます。
まずは、章男社長の対応に注目です。
話の続き: トヨタの賢明な判断
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