これは騙された人が気の毒だ。
性感染症にかかっていると嘘の診断をして男性患者から治療費をだまし取った疑いが強まったとして、新宿セントラルクリニックの男性院長(69)を近く詐欺容疑で逮捕する方針。被害患者は数十人に上る可能性も。
日経新聞によると、性感染症にかかっていると嘘の診断をして男性患者から治療費をだまし取った疑いが強まったとして、警視庁捜査2課は16日、東京都新宿区の診療所「新宿セントラルクリニック」の男性院長(69)を近く詐欺容疑で逮捕する方針を固めたとのこと。
関係者によると、同様の被害に遭った患者は数十人に上る可能性もあるといい、同課は詳しい経緯を調べるとのこと。
性感染症にかかっていると嘘の診断をして男性患者から治療費をだまし取った疑いが強まったとして、警視庁捜査2課は16日、東京都新宿区の診療所「新宿セントラルクリニック」の男性院長(69)を近く詐欺容疑で逮捕する方針を固めた
関係者によると、同様の被害に遭った患者は数十人に上る可能性もあるといい、同課は詳しい経緯を調べる
性感染症にかかっていない人に対し、あなたは性感染症にかかっていると嘘の診断。治療費をだましとる。これはきつい。
しかもテーマが性だから、よけいにきつい。日本では性はタブーのテーマだから、なかなか他の人にも相談しにくいテーマ。
これは下記に出てくるように、セカンドオピニオンを求めた被害男性がいるわけです。この事件も機に、セカンドオピニオンとは何なのか、改めて学ぶきっかけになればいいと思います。
さて、この事件は、以前から訴訟などがあったので、ご存知の方も多いかと思います。どのような手口だったのか、それが下記。
新宿セントラルクリニック院長は2012年9月ごろ、都内の会社役員の60代男性に対し、性感染症にかかっていると虚偽の診断。必要ない通院や服薬をさせて治療費数万円をだまし取るなどした疑い。必要ない薬を処方するなどした。
上記日経新聞によると、捜査関係者曰く、院長は2012年9月ごろ、都内の会社役員の60代男性に対し、性感染症にかかっていると虚偽の診断をし、必要ない通院や服薬をさせて治療費数万円をだまし取るなどした疑いが持たれているとのこと。
この男性の性感染症の検査結果は検査機関による基準値を下回り、本来は「陰性」だったとのこと。しかし院長は基準値をより低く書き換えた検査報告書を自作し、「陽性」と診断。必要ない薬を処方するなどしたとみられているとのこと。
捜査関係者曰く、院長は2012年9月ごろ、都内の会社役員の60代男性に対し、性感染症にかかっていると虚偽の診断をし、必要ない通院や服薬をさせて治療費数万円をだまし取るなどした疑いが持たれている
この男性の性感染症の検査結果は検査機関による基準値を下回り、本来は「陰性」だった
しかし院長は基準値をより低く書き換えた検査報告書を自作し、「陽性」と診断。必要ない薬を処方するなどしたとみられている
どうして性感染症にかかっているという診断が嘘だと気づいたのか
上記日経新聞によると、男性は数カ月にわたり通院したが、検査数値が改善しないことを不審に思い、別の病院で受診したところ、「性感染症ではない」と診断されたとのこと。男性は警視庁に告訴状を提出するなどしているとのこと。
同クリニックと院長を巡っては、治療費を詐取されたなどとして患者6人が治療費の返還や慰謝料を求めて東京地裁に提訴したとのこと。うち2人について最高裁は診断が虚偽だったと認定し、院長に賠償金の支払いを命じる判決が確定。一部の患者は刑事告訴もしていたとのこと。
男性は数カ月にわたり通院したが、検査数値が改善しないことを不審に思い、別の病院で受診したところ、「性感染症ではない」と診断された
男性は警視庁に告訴状を提出するなどしている
同クリニックと院長を巡っては、治療費を詐取されたなどとして患者6人が治療費の返還や慰謝料を求めて東京地裁に提訴した
うち2人について最高裁は診断が虚偽だったと認定し、院長に賠償金の支払いを命じる判決が確定
一部の患者は刑事告訴もしていた
院長のゆくえは。