非常にいい試みだと思う。
経済産業省と日本規格協会(JSA)が家事代行サービスの認証制度を新たにつくり、サービスの質を保証するお墨付きを出す
日経新聞によると、経済産業省と日本規格協会(JSA)は、掃除や洗濯を引き受ける家事代行サービスの認証制度を新たにつくるとのこと。
個人情報の管理や従業員の教育などの基準を満たした事業者に、サービスの質を保証するお墨付きを出すとのこと。共働き世帯が増える中、安心して使えるサービスを提供する事業者を増やすとのこと。
経済産業省と日本規格協会(JSA)は、掃除や洗濯を引き受ける家事代行サービスの認証制度を新たにつくる
個人情報の管理や従業員の教育などの基準を満たした事業者に、サービスの質を保証するお墨付きを出す
共働き世帯が増える中、安心して使えるサービスを提供する事業者を増やす
家事代行サービスの認証制度が新たに作られます。利用者にとってはこれがあるのとないのとでは安心感が全然違うでしょう。
余談: なぜ家事代行の認証は必要なのか、利用者は何が不安なのか。以前海外でよく家事代行業者を利用したが、サービスのばらつきがかなりあった。認証制度があると少なくともそういった不安はなくなる。
共働きが増えているので、家事代行サービスは今後より普及していく可能性があります。
共働きの家庭だけでなく、忙しすぎる人や家事が自分でできない人にとっても貴重なサービスになる可能性があります。
日本でも家事代行業者が増えていると聞きますが、けっこう不安に思っている利用者はいるというものです。
上記日経新聞によると、利用者からは「他人を家に入れて個人情報は守られるのか」「費用対効果が分かりにくい」といった不安の声が上がり、質をどう担保するかが課題になっていたとのこと。
利用者からは「他人を家に入れて個人情報は守られるのか」「費用対効果が分かりにくい」といった不安の声が上がり、質をどう担保するかが課題になっていた
やはりこのような不安をもった人はいるのでしょう。
ちなみに日本はまだ信頼感がありますが、海外ではさらに身構えた方がいいです。
私は家事ができない人間なので、海外でよく家事代行サービスを利用しましたが、業者によりサービスでかなりバラつきがありました。けっこう荒い掃除の仕方をする人もいましたね。
やはり海外においては一番無難なのは、知人に紹介してもらうことです。要は知人が利用している人を自分も利用することで、リスクを少しでも抑えるということです。認証制度以外でこの方法も有効なのでどうぞご検討ください。
どのような家事代行サービス業者が基準を満たした事業者であると認証されるのか
上記日経新聞によると、4月から、JSAが審査し、基準を満たした事業者を認証するとのこと。審査項目は家のカギの管理をしっかりしているか、作業中に家財が壊れた時の補償などの仕組みを整えているか、利用者の個人情報を守るための従業員教育をしているかなどとのこと。
4月から、JSAが審査し、基準を満たした事業者を認証する
審査項目は家のカギの管理をしっかりしているか、作業中に家財が壊れた時の補償などの仕組みを整えているか、利用者の個人情報を守るための従業員教育をしているかなど
個人情報を守るための従業員教育がちゃんとされているというお墨付きはいいですね。他人を家に入れるわけですから、そういったのはポイントとなります。
また、補償の仕組みなどが整っているという時点で、しっかりした業者であると分かるわけです。やはり安心感につながります。
家事代行の認証で早速5社にお墨付きがつく。家事代行事業者は増え続けている。
上記日経新聞によると、経産省がJSAに審査の規格づくりを委託。規格の実証事業に参加したダスキンやミニメイド・サービス、カジタクなど5社が、16日に先行して認証を受けるとのこと。JSAによると家事代行事業者は現在700社以上。毎年30社程度増えているとのこと。
経産省がJSAに審査の規格づくりを委託。規格の実証事業に参加したダスキンやミニメイド・サービス(東京・渋谷)、カジタク(東京・中央)など5社が、16日に先行して認証を受ける
JSAによると家事代行事業者は現在700社以上。毎年30社程度増えている
まずは5社にお墨付きがつくわけですが、今後いったい何社にお墨付きが来るのか。
家事代行認証業者と非認証業者でどのぐらい差がでるのかなど、要注目です。