新社長が決まる。[更新] 記事最後に更新あり。

 

三越伊勢丹HD、大西社長後任に杉江俊彦取締役専務執行役員。杉江三越伊勢丹社長誕生へ。

産経新聞によると、大西社長の後任は杉江俊彦取締役専務執行役員とのこと。

 

まず、三越伊勢丹をめぐる話ですが、社長の退任などについて、以下の記事に詳しく書いたので、興味ある方はご覧ください。

 

[三越伊勢丹でいったい何が起こっているのか] 三越伊勢丹HDの大西洋社長が後任未定のまま辞任という異常事態。後任は伊勢丹出身か、三越出身か。爆買い頼り、営業利益での成長がない会社でリストラ開始という状況下

 

注目となっていた社長が決まりました。

 

 

杉江俊彦三越伊勢丹HD新社長とは

上記産経新聞によると、杉江氏は伊勢丹出身慶大法卒とのこと。営業や経営戦略部門など幅広い領域を担当し、平成24年6月に当時51歳の若さで取締役に抜擢されたとのこと。

 

  • 営業や経営戦略部門など幅広い領域を担当し、平成24年6月に当時51歳の若さで取締役に抜擢(ばつてき)された

 

51歳で取締役に抜擢。現在56歳。伊勢丹出身です。やはり超サプライズ飛び級人事はこの短期間ではできなかったですかね。それが下記。

 

 

注目: 杉江俊彦新社長は大西社長と同じく、伊勢丹出身。慶應卒なのも一緒。伊勢丹出身は妥当か。

杉江氏は取締役専務執行役員。取締専務執行役員ですから、社長になるのは順当。

 

もう一人の取締専務執行役員の松尾氏も伊勢丹出身ですから、伊勢丹出身路線はある意味順当であったように思えます。

 

逆にいえば、超サプライズ人事なんてやってる時間も余裕もなかったということでしょう。それだけ、急を要していたともいえます。

 

杉江新社長は慶應卒。要は、伊勢丹出身という意味だけでなく、卒業大学も大西社長と同じです。なんとも興味深い。というわけで、大西氏をよく知っているであろう人物が新社長になります。

 

さて、新社長の杉江氏ですが、どのように伊勢丹の営業利益を500億円にしていくのか。業績回復が必要な場面。いったいどう動くのか。

 

杉江氏の手腕に大変注目が集まっています。

 

 

[更新] 三越伊勢丹社長降ろしのドラマ

[三越伊勢丹社長降ろしのドラマが深い] 三越伊勢丹HDの労組が大西改革に反旗。辞任というより降ろされたに等しい。次期社長の杉江氏は融和派だが、また百貨店一本足経営に戻るつもりなのか、今後どうするのか。

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