[ロッテのガム事業テコ入れ、ちらつくハイチュー躍進の陰] ロッテが溶ける「ガム」である新カテゴリー製品(イートミント)を投入。この新カテゴリー製品はハイチューの対抗馬になるか。

ロッテが新たな戦略を展開へ。その行方は。

 

ロッテが新カテゴリーの商品を投入することでガム事業のてこ入れへ。最初は硬い食感、最後は口の中で溶ける新商品。年間売上高100億円を早期に目指す計画。

日経新聞によると、ロッテが新カテゴリー商品を投入するとのこと。新カテゴリーの製品は、最初は硬い食感を楽しめ、最後は口の中で溶け、紙に包んで捨てる必要がない商品とのこと。

 

ロッテはガム事業のてこ入れをし、この新カテゴリー商品を早期に年間売上高100億円商品へ育てる計画とのこと。

 

  • ロッテはガム事業をてこ入れする

  • 硬い食感を楽しめ、最後は口の中で溶ける新カテゴリーの製品を投入

  • 紙に包んで捨てる必要がない。

  • 早期に年間売上高100億円の商品に育てる計画

 

 

考察: ロッテのガム事業てこ入れと新戦略に、森永製菓のハイチュー躍進の陰

ロッテがガム事業をてこ入れ。新商品は、最初はガムのように硬い食感、最後は口の中で溶けるというもの。いったいどんな食感なのか。

 

ここでのポイントは、この新カテゴリー商品が、ロッテにとっては新しい試みであるという点。年間売上高100億円もの商品にするとしていますから、相当な意気込みがあるのでしょう。

 

さて、ちょっと別物ですが、口の中で溶けると聞いて、思い出すものがあるかと思います。

 

そうです、ハイチューです。

 

ハイチューといえば森永製菓。森永製菓といえば、今年の菓子・乳業メーカーのでかい統合話で一時期話題になった会社です(後日、サプライズの統合白紙という話が出ましたが。。。)

 

[ついに森永製菓と森永乳業が経営統合] 純利益が過去最高になるという森永2社の前向きな統合話は、明治HDにとっては脅威。海外展開加速の可能性と本社ビルが同じというのもポイント

 

上記記事でも書いたように、森永製菓は、ハイチューというブランドをうまく使い、特に米国でうまく販売した会社です。ハイチュー販路も持っていることから、注目されています。

 

ハイチューが米国でウケたのは、上記記事でも書いたように、新井社長の功績、森永製菓のマーケティングのうまさ、そして、ハイチューという「独特の」商品のおかげといった要素があります。あのハイチューの「独特の」食感がウケたという面もあるわけです。

 

ロッテが今回の新カテゴリー商品を投入する際、ハイチューという独特の商品、その躍進がちらついたと言えると思います。

 

ハイチューとは異なる感覚のものでしょうが、ロッテはどのように「独特感」を演出するのか、注目が集まります。

 

 

考察: ロッテの溶けるガムという新カテゴリー商品。ガム市場の縮小、ロッテの現状への危機感。

ちらつくハイチューの躍進とは書きましたが、そもそも、それ以前に、ロッテは現状維持ではいけない状況になっている点を強調する必要があります。

 

ロッテと聞いてやはりガムを思い浮かべる方は多いと思いますが、このガム市場そのものの縮小が続いているからです。

 
上記日経新聞によると、若者のガム離れなどを背景に国内のガム市場は縮小が続いており、2015年のガムの市場規模(小売金額ベース)は前年比3%減の1113億円と11年連続で縮小したとのこと。

 

最大手のロッテも直近の5年でガムの売上高は約2割減少したとのこと。

 

  • 若者のガム離れなどを背景に国内のガム市場は縮小が続いており、最大手のロッテも直近の5年でガムの売上高は約2割減少した

  • 2015年のガムの市場規模(小売金額ベース)は前年比3%減の1113億円と11年連続で縮小した

 

売上高が5年で2割減少。シャレにならない状況です。

 

だからこそ、このままではいけない、となり、他社の動向を見る中で、ハイチューの躍進が何かロッテに訴えかけるものがあったことでしょう。

 

 

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ロッテの新商品の名称は「イートミント」。ロッテは20億円を投じ、生産設備導入へ。イートミントはどこで買えるのか。イートミントとはどのような商品か。20億円を投じ、生産設備導入へ。

上記日経新聞によると、新商品の名称は「イートミント」とのこと。強いミント味が特長とのこと。

 

通常のガムに用いるガムベースを使わずに、ガムとソフトキャンディーの技術を取り入れたとのこと。これにより、最初は硬い食感、最後は口の中で溶け、紙に包んで捨てる必要がないとのこと。20億円を投じて生産設備を導入、狭山工場(埼玉県狭山市)に新たに生産ラインを導入したとのこと。

 

  • 20億円を投じて生産設備を導入する

  • 新商品の名称は「イートミント」

  • 強いミント味が特長で、JR山手線内の売店で28日から限定販売し、秋をメドに全国に広げる

  • 通常のガムに用いるガムベースを使わずに、ガムとソフトキャンディーの技術を取り入れ、最初は硬い食感を楽しめるが、最後は口の中で溶け、紙に包んで捨てる必要がない

  • 狭山工場(埼玉県狭山市)に新たに生産ラインを導入した

 

さて、最後にイートミントが買える場所、値段など、見ておきましょう。

 

 

イートミントはどこで買えるのか、イートミントの値段は。

上記日経新聞によると、JR山手線内の売店で28日から限定販売し、秋をメドに全国に広げるとのこと。

 

希望小売価格は14粒入りで税込み約300円を想定同容量のガムやタブレット菓子は100~150円の商品が多いとのこと。プラスチック製の容器はスマートフォンの生産工場に製造委託し、光沢のある仕上がりにするなど外観にもこだわるとのこと。

 

  • JR山手線内の売店で28日から限定販売し、秋をメドに全国に広げる

  • 希望小売価格は14粒入りで税込み約300円を想定。同容量のガムやタブレット菓子は100~150円の商品が多い

  • プラスチック製の容器はスマートフォンの生産工場に製造委託し、光沢のある仕上がりにするなど外観にもこだわる

 

光沢あるプラスチック製の容器にもこだわっているということで、やはり新しいカテゴリー商品にしようとする意図が見て取れます。

 

値段は、同容量のガムやタブレット菓子の2倍するようですが、消費者はどう反応するのか。

 

イートミントの売れ行きは、評価などにも要注目です。

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