ロート製薬の美容クリニックは成功するか。

 

ロート製薬といえば目薬が真っ先に思い浮かびますが、今回は、美容クリニックをベトナムで開業するという話。

 

 

ロート製薬がベトナムのホーチミン市内に美容クリニック開業。ロート製薬がベトナム事業てこ入れへ。

日経新聞によると、ロート製薬がベトナムのホーチミン市内に美容クリニックを開業、ベトナム事業をてこ入れするとのこと。

 

化粧品を扱う直営店は場所を見直しながら健康食品の品ぞろえを増やすとのこと。

 

  • ロート製薬はベトナム事業をてこ入れする

  • ホーチミン市内に美容クリニックを開業し、化粧品を扱う直営店は場所を見直しながら健康食品の品ぞろえを増やす

 

 

余談: ベトナムに美容クリニックを開業するロート製薬、ベトナムでロート製薬の目薬は存在感がある。ベトナムの薬局でロート製薬の目薬は普通に売っている。ロート製薬はアジアに強く、ベトナムに強い。

以前ベトナムに行った時の話ですが、驚いたことがあります。

 

薬局で普通にロート製薬の目薬を見かけたことです。

 

ロート製薬頑張ってるなと当時は思いましたが、ロート製薬のベトナム事業は競争が激しいながらも健闘しています。

 

上記日経新聞によると、ロート製薬はベトナムで目薬や化粧品を中心に年間売上高50億~100億円を稼ぐとみられるとのこと。ベトナム担当役員の斉藤雅也取締役は「新たな事業モデルの構築が必要」としているとのこと。

 

  • ロート製薬はベトナムで目薬や化粧品を中心に年間売上高50億~100億円を稼ぐとみられる

  • ベトナム担当役員の斉藤雅也取締役は「新たな事業モデルの構築が必要」としている

 

そもそも、ロート製薬はアジアに強い

 

外部顧客への売上高は、2016年の第三四半期で、日本が733億円なのに対し、アジアは367億円です。つまり、だいたい日本の半分ぐらいがアジアでの売上なわけです。

 

アジアではやはり中国に強いですが、今回話題のベトナムに強いことでも知られています。私が薬局でロート製薬の目薬を見かけたのも無理はありません。現地でしっかり浸透してきています。

 

しかし、今回はベトナム事業をてこ入れするという話。現状ではまだまだいけないということでしょうが、理由はなんでしょうか。それが下記。

 

 

なぜロート製薬はベトナムで美容クリニックを始めるのか。

スポンサーリンク

上記日経新聞によると、ベトナムは同社のアジア事業の柱となる重要市場だが、近年は中国メーカーなどとの競争が激しいとのこと。美容と健康への関心がさらに高まるとみてサービスと商品を充実させるとのこと。

 

  • ベトナムは同社のアジア事業の柱となる重要市場だが、近年は中国メーカーなどとの競争が激しい

  • 美容と健康への関心がさらに高まるとみてサービスと商品を充実させる

 

 

余談: ロート製薬はスキンケアにも強い。ベトナムでもスキンケア関連で地道に活動している。肌研(ハダラボ)もベトナムで発売されてからもう何年も経つ。

なお、ロート製薬というと目薬ですが、今やスキンケア関連がかなりでかくなっています

 

ロート製薬のトップいわく、売上高の6割以上がスキンケア関連品としています。

 

  • 売上高の6割以上がスキンケア関連品

 

なお、今回話題のベトナムでも地道にスキンケア関連での活動をしているとは聞きます。以前、肌研(ハダラボ)がベトナムにも投入され、大きな話題となりました。

 

スキンケア関連での知名度、感触も悪くなかったのでしょう。今回はさらに商品を購入するという域を超えて、美容クリニックに挑戦するという話。

 

ローテ製薬にとっては別角度からの新たな挑戦となります。

 

 

ロート製薬のベトナムでの美容クリニックはどのようなものか。ロート製薬のベトナムの直営店はどのように変わるのか。

上記日経新聞によると、美容クリニックは地元の医師を採用して運営するとのこと。顔のしわやたるみの改善、ほくろ除去やニキビ治療を施すとのこと。現地女性や長期滞在する外国人女性向けに、日本風の美容サービスとしてアピールするとのこと。

 

ホーチミンやハノイなどに数店ある直営店は集客力の高い立地を求めて一部を移転するとのこと。地元の企業や農家から調達した栄養補助食品を近く販売するとのこと。インターネット通販の拠点として商品の配送作業も始めるとのこと。

 

  • 美容クリニックは地元の医師を採用して運営するとのこと。顔のしわやたるみの改善、ほくろ除去やニキビ治療を施す

  • 現地女性や長期滞在する外国人女性向けに、日本風の美容サービスとしてアピールする

  • ホーチミンやハノイなどに数店ある直営店は集客力の高い立地を求めて一部を移転する

  • 地元の企業や農家から調達した栄養補助食品を近く販売する

  • インターネット通販の拠点として商品の配送作業も始める

 

顔のしわやたるみの改善はベトナム人だけでなく、世界共通の関心事です。

 

普通に日本人も関心を持ちそうですが、現地に滞在してる日本人の間でも評判になるのでしょうか。

 

ロート製薬の美容クリニックは人気となるか、要注目です。

スポンサーリンク