フリン氏、召喚拒否。

 

フリン氏は議会上院の召喚に応じない意向

22日のウォールストリート・ジャーナルによると、ドナルド・トランプ米大統領の国家安全保障担当補佐官を辞任したマイケル・フリン氏は、議会上院の召喚に応じない意向とのこと。

 

フリン氏に近い人物によると、同氏は召喚状に従わない考えを22日中に上院情報委員会へ通知する予定とのこと。

 

  • ドナルド・トランプ米大統領の国家安全保障担当補佐官を辞任したマイケル・フリン氏は、議会上院の召喚に応じない意向

  • フリン氏に近い人物によると、同氏は召喚状に従わない考えを22日中に上院情報委員会へ通知する予定

 

 

豆知識: そもそもフリン氏が召喚状を受け取ったのは、フリン氏が以前、ロシアとの接触疑惑で関連文書の提出が求めらた際に、これを拒否しているから。

今回、フリン氏が召喚拒否ときました。

 

ただ、この前触れは以前ありました。というか、そもそもなんで召喚状を受け取っていたのかという話。

 

これは、フリン氏が協力的でなかったから召喚状出すしかないという展開になったからです。

 

フリン氏の弁護人は以前、ロシアとの積極疑惑での関連文書の提出を求められた際、これを拒否しています。これがきっかけとなり、召喚状という話にまで発展しました。

 

 

なぜフリン氏は議会の召喚に応じないのか。フリン氏は刑事訴追を免れる保証が得られれば協力する意志がある。

上記ウォールストリート・ジャーナルによると、自らに不利な証言を拒否できるという憲法上の権利を行使し、2016年の大統領選にロシアが介入した疑惑の捜査で議会との対決姿勢が明らかになったとのこと。

 

フリン氏に近い人物の話では、フリン氏自らが刑事訴追を免れる保証が得られれば協力する意志があるとのこと。

 

  • 自らに不利な証言を拒否できるという憲法上の権利を行使し、2016年の大統領選にロシアが介入した疑惑の捜査で議会との対決姿勢が明らかになった

  • フリン氏に近い人物によると、同氏は自らが刑事訴追を免れる保証が得られれば協力する意志がある

 

 

余談: フリン氏はロシアに近すぎる人物。フリン氏が今後証言することがあれば、暴露話が出てくる可能性がある。トランプ氏が、FBIにフリン氏の捜査中止を要請し、コミー長官を解任しているので、フリン氏がキーマンになるのは無理がない。

以前記事の寄稿などもしていますが、フリン氏は、プーチン氏の横の席で晩餐会に出席したこともあるぐらい、もともとロシアに近い人物となります。

 

問題が指摘されるぐらい、大統領補佐官就任以前から、ロシアに近い人物。

 

上記の刑事訴追を免れる保障が得られれば協力するという点からも想像できるように、フリン氏はかなりのグレーゾーン(もしくは完全にクロ)な関係をロシアと持っていた可能性があります。

 

トランプ氏はFBI長官解任前、フリン氏への捜査中止を要請しています。これも理由で、フリン氏は何を知っているのか、焦点が当たるのも無理はないでしょう。

 

議会がフリン氏との交渉に応じるかは現時点ではわかりません。ただ、フリン氏は刑事訴追を免れる変わりに、全て知っていること、やってきたことを話すという展開になったとしましょう。

 

こうなってくると、フリン氏の暴露話が出てくる可能性があります。フリン氏はやはりクロだった、という話になってくる可能性が高いです。

 

そして、トランプ氏の影響力、関わりなんかも、すべて話すでしょう。というか、ここが一番の注目点となります。

 

いったいどんな暴露話があるのか。

 

ただ、その前に、コミー前長官が何を話すのか、まずはここを見るのが一番重要でしょう。

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