父もリビアで拘束される。

 

英コンサートテロ実行犯のサルマン・アベディ容疑者の父であるラマダン・アベディ容疑者がリビアで身柄拘束される。

テレグラフ紙によると、英コンサートテロ実行犯であるサルマン・アベディ容疑者の父、ラマダン・アベディ容疑者が、水曜、リビアにて身柄拘束されたとのこと。

 

父がリビアで拘束されました。ちなみに、弟も拘束されています。

 

ABCニュースによると、サルマン・アベディ容疑者の弟である、ハシェム・アベディ容疑者は、既に身柄を拘束されているとのこと。

 

弟、父、次々とリビアで拘束されています。

 

実行犯のサルマン・アベディ容疑者だけが過激的思想をもっていたわけではなく、家族そろって過激な思想をもっていた可能性があるということでしょうか。

 

 

父であるラマダン・アベディ容疑者は、息子が無実であると主張していた。数日前に電話でも話していたといっていた。アベディ容疑者はリビア当局に知られた人物だったとの情報も。

テレグラフ紙によると、ラマダン・アベディ容疑者は、インタビューで息子が無実であると主張していたとのこと。

 

上記ABCニュースによると、父のラマダン・アベディ容疑者は、実行犯と考えられている息子であるサルマン・アベディ容疑者と5日前に話をしたといっていたとのこと。サルマン・アベディ容疑者はサウジアラビアへ旅行へ行くために準備をしていたと説明していたとのこと。

 

電話の際、息子のサルマン・アベディ容疑者の様子は、通常通りだったとのこと。

 

父のラマダン・アベディ容疑者は、息子の無実を主張していましたが、今度は父が拘束されてしまったという状況になっています。

 

なお、この父のラマダン容疑者は、リビア当局に知られた人物であったという情報があります。

 

フォックスニュースによると、以前リビア当局にいたアブデル・バシット・ハロウン氏がAP通信に話したところ、ハロウン氏はラマダン容疑者を知っていたとのこと。そして、アベディ容疑者は、リビアの過激派組織のメンバーであった過去があったとのこと。

 

 

余談: イスラム国(IS)はアマク通信を通じ、犯行はISが行ったと犯行声明を出している

なお、イスラム国(IS)は既に、今回の英コンサートテロはISが行ったものであると、イスラム国(IS)系メディアであるアマク通信を通じて主張しています。

 

果たして、サルマン・アベディ容疑者とイスラム国(IS)はつながっていたのか。

 

また、家族は何か知っていたのかなど、このあたりも焦点になってきます。

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