複合機など割引。
今回は、freee(フリー)が複合機などを割引し、開業直後の人を後押しするという話。
下記で書くように、フリーといえば先日も、設立間もない中小事業者向けのネタがありましたね。
というわけで、フリーからは最近は新規開業者向けのネタが多いわけですが、フリーはクラウド会計ソフトの会社。
ちょっと慣れが必要なイメージもあるのでとにかく早い段階から使ってもらいたいというのもあるでしょう。新規事業者をターゲットにするのも理解できるところ。
その意味で、うまいことマーケティングも含め、展開しています。
freee(フリー)が開業1年未満の個人や法人が対象に、パソコンや複合機といった電子機器を割引価格で購入できる新規開業者向けの支援プランを開始
13日の日経新聞によると、クラウド会計ソフトのfreee(フリー)は14日、新規開業者向けの支援プランを始めるとのこと。
フリーの会計ソフトまたは人事労務ソフトを契約した開業1年未満の個人や法人が対象。備品などを割引することで開業直後の負担を軽減するとのこと。
具体的にはパソコンや複合機といった電子機器を割引価格で購入できるようにするほか、総菜の提供サービスやベビーシッター代の一部を無料とするとのこと。
クラウド会計ソフトのfreee(フリー、東京・品川、佐々木大輔社長)は14日、新規開業者向けの支援プランを始める
フリーの会計ソフトまたは人事労務ソフトを契約した開業1年未満の個人や法人が対象
備品などを割引することで開業直後の負担を軽減する
具体的にはパソコンや複合機といった電子機器を割引価格で購入できるようにするほか、総菜の提供サービスやベビーシッター代の一部を無料とする
Freee(フリー)は早い段階から会計ソフトウェアを使ってもらうべく、新規開業者向けのネタが多い。先日はフリーはアイフルと組み、設立間もない中小向けの「フリーカード」発行という話があった。
フリーは最近、新規開業者向けのサービスを拡大しています。
先日は、フリーはアイフル系の会社と組んで、「フリーカード」という中小事業者向けのカードを発行するという話がありました(下記)。
[設立間もないベンチャーや中小企業は注目] フリーとアイフル系が中小向けカードである「フリーカード」発行。クレジットカード限度額引き上げ審査に決算情報活用。
設立間もないとカード審査が通りにくいから、そこの需要につけこむという話題でしたね。
そして、今回は、カネを節約したい新規事業者向けに、備品などを割引にするという話。
いったいどれくらいの額割引になるのかなどは現時点で不明なので、お得感があるのかどうかは分かりませんが、総菜の提供サービス、ベビーシッターの話などもあり、カネを捻出する必要がある、特に「個人」の新規事業者には関心がもたれるでしょう。
現に、フリーの利用者は個人事業者が多いとされています。
上記日経新聞によると、フリーの利用者の7割は個人事業主が占めているとのこと。開業時にかさむ費用を一部解消することで新規顧客を取り込むとのこと。
フリーの利用者の7割は個人事業主が占めている
開業時にかさむ費用を一部解消することで新規顧客を取り込む
フリーというのは、クラウド会計ソフトの会社。こういったソフトは、「慣れ」の意味も含め、とにかく早い段階から使ってもらうのが一番いいわけです。
慣れて、長い間使ってもらうという意味で最も最適なのは、新規事業者。
カネも必要ですし。
フリーの複合機などの割引のゆくえは。要注目です。