今回は、Oakキャピタルが事業を多角化するという話。

 

現在は投資銀行業務から利益を稼いでいますが、今後は利益の半分を投資銀行業務以外で稼ぐという話。

 

そういえば、あのハワイのビッグアイランドカントリークラブも、今やOakキャピタルがオーナーとなりました。

 

ゴルフ好きの私としては、やはりこのビッグアイランドカントリークラブのあたりがちょっと気になるんで、今回はこちらの話中心にいきましょう。

 

 

Oakキャピタルが事業を多角化、ゴルフ場の会員権の販売や別荘地の分譲販売、M&Aなど。

16日の日経新聞によると、投資会社のOakキャピタルが事業を多角化するとのこと。今夏から海外でゴルフ場の会員権の販売を開始。今後、別荘地の分譲販売や事業会社のM&Aも計画するとのこと。

 

  • 投資会社のOakキャピタルが事業を多角化する。今夏から海外でゴルフ場の会員権の販売を開始

  • 今後、別荘地の分譲販売や事業会社のM&A(合併・買収)も計画する

  • 今は新興企業を中心にした中小型上場株への投資が主力のため、収益が不安定なのが課題

  • 3年後をメドに、利益の半分を投資銀行業務以外で稼ぎ出す方針だ

 

 

Oakキャピタルの事業多角化でキーとなるのは、ハワイにあるビッグアイランドカントリークラブ及びその周辺での高級別荘の分譲販売。ビッグアイランドカントリークラブのコース設計はピート・ダイ、ペリー・ダイ。ハワイの州鳥であるネネが生息していることでも知られる。敷地面積164万㎡のうち、ゴルフ場で64万㎡使われており、残りの100万㎡が周辺ビジネス(分譲販売)という話。

さて、Oakキャピタルの事業多角化は、ハワイにあるビッグアイランドカントリークラブなしでは語れないでしょう。

 

ビッグアイランドカントリークラブの現在のオーナーはOakキャピタルなわけですが、いったいどんなコースでしょうか。

 

趣味がゴルフの私も、残念ながらこのコースへはまだ行ったことがありませんが、ハワイによく行くゴルフ仲間が行ったことがあるということで、話は以前から聞いています。このあたりの話も考慮して、どんなゴルフ場なのかをまとめておきましょう。

 

知人からの情報では、2つポイントがあり、

 

  • ピート・ダイ設計なので、けっこう難易度高い
  • 風は強いものの、ハワイ州鳥のネネが見られたり、ヤギが見られた利するので、カメラを持って行った方がいい

 

まず、ビッグアイランドカントリークラブの特徴の一つ、それは、コース設計をしたのがピート・ダイ、ペリー・ダイという点が挙げられます。ゴルフやってる人ならピート・ダイは耳にしたことがあるでしょう。かなり有名なゴルフ場設計者です。

 

私の経験上、ダイの設計したコースときけば、難しいコースを通常イメージします。現に、こちらのビッグアイランドカントリークラブも、けっこう難易度的には高めでけっこう楽しめたとしていました。

 

2つ目の特徴としては、ハワイ州鳥のネネが見られるのはいいという点。しかも、普通にフェアウェイ場とかに出没するようで、かなり近くで見られるようです。ただ、ネネは国際保護鳥なので、くれぐれも触ったりしないように

 

あと、ヤギなんかも見られるようです。だからゴルフ以外の楽しみもちょっとあり、カメラを持って行った方がいいと言っていました。

 

補足しておくと、高台なので風はかなり強いようです。ボールのゆくえには要注意ですね。

 

で、このビッグアイランドカントリークラブの現在のオーナーはOakキャピタルで、会員権の販売も始めています。

 

上記日経新聞によると、7月からハワイにあるビッグアイランドカントリークラブの会員権の販売を始めたとのこと。2015年に同ゴルフ場を買収したが、クラブハウスなどを再整備したとのこと。会員権は合計で約700口、計40億円程度の売り上げを見込むとのこと。

 

2年後をメドに同クラブの周辺で100区画の高級別荘の分譲販売も始めるとのこと。用地は購入済みで、今後整地を進めるとのこと。会員権と合わせ、約300億円の収益を見込むとのこと。

 

  • 7月からハワイにあるビッグアイランドカントリークラブの会員権の販売を始めた

  • 2015年に同ゴルフ場を買収したが、クラブハウスなどを再整備した

  • 会員権は合計で約700口、計40億円程度の売り上げを見込む

  • 2年後をメドに同クラブの周辺で100区画の高級別荘の分譲販売も始める

  • 用地は購入済みで、今後整地を進める

  • 会員権と合わせ、約300億円の収益を見込む

 

ちなみにですが、6月のプレスリリースでは、第一次販売では、一口5万ドルからとなっていました。

 

ゴルフ場周辺に高級別荘の分譲販売を計画とされています。

 

6月のプレスリリースからわかっていることで、もう少し詳細を書いておくと、ゴルフ場の敷地面積が164万㎡で、ゴルフ場で64万㎡が使われているわけです。よって、100万㎡が残っており、この敷地を整地し、高級別荘の分譲を販売するという話なわけです。

 

つまり、100万㎡という残った敷地は、18ホールのゴルフ場よりも大きい敷地が残っているということになります。

 

ゴルフ場のすぐ側ということもあり、このでかい敷地をどのように有効活用していくのか(どのような高級別荘が生まれるのか)、ここがまさに、既に存在しているゴルフ場以上に重要なポイントとなってきます。

 

最後に、Oakの今後の展望など確認しておきましょう。

 

 

Oakは今後、売却前提ではない企業買収も行うか。Oakは業績安定化に向け、3年後をメドに、利益の半分を投資銀行業務以外で稼ぎ出す方針。

上記日経新聞によると、19年3月期以降は売却前提の投資ではなく、連結子会社にする企業買収も視野に入れるとのこと。IoTやビッグデータ関連、ロボットやIT関連の業種などが重点領域になるとのこと。

 

Oakは現在、投資銀行業務だけを手掛けているとのこと。株式売却時に収益が偏るため、業績が安定しないとのこと。3年後には約20億円の純利益を目指すが、投資銀行業務とそれ以外で半々の収益構造になるようにするとのこと。

 

  • 19年3月期以降は売却前提の投資ではなく、連結子会社にする企業買収も視野に入れる

  • あらゆるモノがネットにつながるIoTやビッグデータ関連、ロボットやIT(情報技術)関連の業種などが重点領域になる

  • Oakは現在、投資銀行業務だけを手掛けている。株式売却時に収益が偏るため、業績が安定しない

  • 3年後には約20億円の純利益を目指すが、投資銀行業務とそれ以外で半々の収益構造になるようにする

 

Oakキャピタルの事業多角化のゆくえは。要注目です。

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