[教科書通りの戦略、オートバックスセブンがタイで一気に出店加速] オートバックスがタイ石油2位のPTGエナジーと提携。PTロゴで有名。国内は厳しいから東南アジアに目を向けている。

今回は、オートバックスセブンがタイ石油2位のPTGエナジーと提携するという話。

 

遂にでかいパートナーをタイで見つけてきたオートバックス。

 

タイで本格的に拡大したいなら、この方法が一番いいでしょう。

 

国内は人口減、オートバックスが既に強すぎるなどの面もあり、今後の成長がいまいちはっきりしません。

 

というわけで、海外に目を向けているオートバックスですが、中でも最近は東南アジアにターゲットを絞ってきています。

 

そりゃそうでしょう。東南アジアでは今後、中産階級の人が増えていきますから、車産業も盛り上がっていくことが予測されます。

 

オートバックスは、東南アジア、中でも自動車購入に意欲的なタイをターゲットとし、業務提携先はタイ石油2位というでかい会社を提携先として選びました。

 

まさに教科書的なやり方で、タイにて本格的な事業展開をしようとしています。

 

 

オートバックスセブンがタイ石油2位のPTGエナジーと資本業務提携

23日の日経新聞によると、カー用品店大手のオートバックスセブンはタイ石油2位のPTGエナジーと資本業務提携するとのこと。

 

PTGが運営するガソリンスタンド内に小型店を5年で50店出すとのこと。オートバックス単独での出店も加速し、タイの店舗数を現在の7店舗から5年後に130店舗に増やすとのこと。総投資額は約20億円

 

  • カー用品店大手のオートバックスセブンはタイ石油2位のPTGエナジーと資本業務提携する

  • PTGが運営するガソリンスタンド内に小型店を5年で50店出す

  • オートバックス単独での出店も加速し、タイの店舗数を現在の7店舗から5年後に130店舗に増やす

  • 総投資額は約20億円

 

 

オートバックスが提携するPTGエナジー、PTのロゴのガソリンスタンドで有名。オートバックスは東南アジアに関心があるが、今回のターゲットはタイ。タイでは車購入に意欲を持っている人も多く、社内に仏像などいろいろモノを置いている人も多い。

さて、まず、今回オートバックスが提携するPTGエナジーですが、「PT」といったほうが、タイ関係者にはすぐぱっと思い浮かぶかもしれません。

 

石油2位とだけあり、有名な会社なわけですが、タイのガソリンスタンドではPTのロゴでやってます。というわけで、道端でPTのガソリンスタンド、あれはPTGエナジーがやってるやつですね。

 

で、オートバックスが東南アジアに関心があるのは、ここ最近の動きを見れば明らかなわけですが、今回のターゲットはタイ。

 

中産階級が増える云々も当然そうなわけですが、直感的にも、タイ人で車に関心を持ってる人が多いというのは感じます。新しい車が欲しい、という人なんて、そこら中にいますし、日本の若者とは車に対するイメージ、感覚がちょっと違う感じ

 

そんでもって、タイ人の車内がまたおもしろい

 

タイ人の車に乗せてもらえば分かりますが、仏像とかをいろんなものを車内に置いている人とかがかなりいます。あれはかなりタイ独特な雰囲気です。

 

というわけで、車の置物などにも関心があるのがタイ人カー用品に対しての感度もわりと高い可能性もあり、タイ人のここの需要をいかに掘り起こすか、タイにカスタマイズした戦略を立てるのもアリでしょう。

 

タイで本格的に事業展開するには、大手と一緒にやるのがいいわけですが、PTGエナジーと今回提携します。オートバックスにとっては、これはタイで大きくやるチャンスがきたといえます。

 

 

オートバックス、国内では既にでかすぎ、かつ今後の展望がいまいちはっきりしない。そんな中、オートバックスは、新興国市場、特に東南アジアに関心がある。

オートバックス、国内では超有名会社。

 

ただ、人口減など、国内での将来の展望が見えないというのは、以前から言われていることです。

 

しかも、国内では既にでかすぎるというのもあるわけで、さらにでかくなるするにはどうすればいいかという話にもなってくるわけです。

 

上記日経新聞によると、国内新車販売の縮小などの影響でカー用品市場は苦戦しているとのこと。人口減や若年層の自動車離れで今後も大きな伸びは期待できないとのこと。オートバックスはモータリゼーションが加速し、成長が見込める新興国市場に活路を見いだすとのこと。

 

  • 国内新車販売の縮小などの影響でカー用品市場は苦戦している

  • 人口減や若年層の自動車離れで今後も大きな伸びは期待できない

  • オートバックスはモータリゼーションが加速し、成長が見込める新興国市場に活路を見いだす

 

中産階級も増えてくる新興国では、まだ勝機はあります。

 

というわけで、やはり海外、と。

 

ちなみにですが。

 

オートバックスはヨーロッパではフランスだけ事業展開しています。

 

これは、オートバックスが以前ルノーと提携したことなどが影響しています。

 

ただ、今後は東南アジア中心に攻めてくると考えられますし、現に今回はタイがターゲットとなっています。

 

 

オートバックスとPTGエナジーの資本業務提携について。オートバックスはタイ売上高を現在の約3億円から50億円に引き上げる。国内

PTGエナジー側から、オートバックスの子会社が出資を受けるという今回の話。一方、オートバックス側も、車両整備のノウハウを与えたり、協力していくというわけです。

 

上記日経新聞によると、オートバックスのタイ子会社にPTGエナジーが2億円を出資し、40%の株式を取得するとのこと。車両整備場とカー用品店を合わせた150~200平方メートルの小型店をガソリンスタンド内に出店するとのこと。

 

1店舗あたり4~5人の従業員を採用し、研修や人材派遣などを通じてオートバックスの車両整備のノウハウを与えるとのこと。PTGは460万人のカード会員を抱えており、販促活動でも提携するとのこと。

 

タイの店舗数を5年後に130店に増やし、売上高を現在の約3億円から50億円に引き上げるとのこと。タイ事業は現時点で赤字だが、出店による売り上げ増で20年に黒字化を見込むとのこと。

 

  • オートバックスのタイ子会社にPTGエナジーが2億円を出資し、40%の株式を取得する

  • 車両整備場とカー用品店を合わせた150~200平方メートルの小型店をガソリンスタンド内に出店する

  • 1店舗あたり4~5人の従業員を採用し、研修や人材派遣などを通じてオートバックスの車両整備のノウハウを与える

  • PTGは460万人のカード会員を抱えており、販促活動でも提携する

  • タイの店舗数を5年後に130店に増やし、売上高を現在の約3億円から50億円に引き上げる

  • タイ事業は現時点で赤字だが、出店による売り上げ増で20年に黒字化を見込む

 

店舗数は現在7店舗ですから、この18倍超の店舗である130店舗にまで増やすと。

 

そして、現在3億円の売上高を、16倍超の50億円にまで引き上げると。

 

かなりタイの事業を拡大させようとしていますね。

 

オートバックスのタイ事業のゆくえは。要注目です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェア!Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Share on LinkedInShare on TumblrPin on PinterestEmail this to someone
同じカテゴリーの最近の記事[太陽監査法人、業界5番手絶対確保へ動く] 太陽監査法人と優成監査法人が合併。業界5番手を今後も確保できれば、ビッグ4以外の監査法人としては最初に名前が挙がる存在になる。[ペルミラ、見事なスシロー売却] スシロー・元気寿司経営統合へ。スシローは成長戦略の目玉、いよいよアジア本格展開するようだ。[ボナックは独自技術を持ち、大手数社も注目する核酸医薬ベンチャー] 住友化学が核酸医薬ベンチャーで有名なボナックに2割出資で、核酸医薬に本格参入。