今回は、テクノデータサイエンス・エンジニアリングがAI人材育成へ講座を開くという話。

 

具体的には、米マイクロソフトの深層学習ソフトについて専門家が解説する講座とのことです。

 

下記で書くように、テクノデータサイエンス・エンジニアリングは、どこの企業も欲しいデータサイエンティスト採用に積極的、かつ、けっこう採用していることで有名な企業です。

 

なので、教える側の知識はさすがに問題ないでしょう。

 

マイクロソフトの深層学習ソフトに今後関わろうとしている専門家の卵の人にとっては、今後につながる話かと思います。

 

ただ、まったくの素人(初心者)はどうでしょうか。

 

ここは要確認が必要です。

 

AIが今後重要になることぐらい、誰にだってわかります。

 

しかし、ではなぜもっとたくさんのAI講座なるものが存在しないのか。

 

まず、そもそも教える人材が少ないというのはあります。

 

あともう一つ。ぶっちあけ、こういったディープラーニング系の実務は、基本的には「専門的」過ぎて、少しでもそういったものに関わる分野で働いている(または、学んだことがある)人でない限り、「つまらない」、というか、「意味不明」

 

基本中の基本の話の部分は万人受けするでしょうが、その手の話を延々と続けることもできない。よって、ゆくゆくは実践編へいくわけです。

 

ただ、実践編となると、コーディングとかの話になってきます。

 

ということは、です。

 

例えば特にPythonとか(C++も可)、こういったものが分かる人(専門家の卵)でないと、頭がこんがらがってくると思われます。

 

まったくの素人がこういった話を聞くと、結果、こりゃ人を雇った方が早いな、という結論になるわけです。

 

ただ、今後、専門的な話で仕事に関わってくる人は別です。

 

今回はマイクロソフトの深層学習ソフトということで、The Microsoft Cognitive Toolkitの話であることは明らかですが、こういったものを使って企業内で深層学習の分析をしたいと考えている専門の部署の人たちにとっては、高い関心のある話になる可能性があります。

 

こういった人は、検討する必要もでてくるかもしれません。結局、各人の状況によってという話ですね。

 

 

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングが米マイクロソフトの深層学習ソフトについて専門家が解説する講座を9月に始める

28日の日経新聞によると、人工知能(AI)を使ったシステム開発を手掛けるテクノスデータサイエンス・エンジニアリングはIT(情報技術)会社のAI人材育成や技術支援を始めるとのこと。

 

米マイクロソフトの深層学習ソフトについて専門家が解説する講座を9月に始めるとのこと。画像や音声の解析ができるとのこと。映像から怪しい行動をとる人物を検知するなどの活用事例を示すとともに分析のノウハウを教えるとのこと。

 

  • 人工知能(AI)を使ったシステム開発を手掛けるテクノスデータサイエンス・エンジニアリング(東京・新宿、城谷直彦社長)はIT(情報技術)会社のAI人材育成や技術支援を始める

  • 米マイクロソフトの深層学習ソフトについて専門家が解説する講座を9月に始める

  • 画像や音声の解析ができる

  • 映像から怪しい行動をとる人物を検知するなどの活用事例を示すとともに分析のノウハウを教える

 

テクノスデータサイエンス・エンジニアリングのAI人材育成講座、Microsoft Cognitive Toolkitというディープラーニングフレームワークを今後使って分析したいIT企業の人材が対象か。テクノスデータサイエンス・エンジニアリングは博士など、データサイエンティストを多数雇っていることで有名。

今回は、マイクロソフトの深層学習ソフトの話です。

 

ということは、Microsoft Cognitive Toolkit関連の話だと分かります。

 

これは、マイクロソフトのディープラーニングフレームワークですが、オープンソースのツールキットとして公開されています。

 

で、これを使って分析をしたい(または検討中の)IT企業の人が対象と見るのがいいでしょう。専門的な話になってくるので、IT企業というわけです。

 

Microsoft Cognitive Toolkitは広く公開されているわけですから、使おうと思えば使えるわけですが、使い方がいまいちよく分からない。そんな時は、ちょうどいいかもしれません。

 

で、テクノスデータサイエンス・エンジニアリングですが、これは先月の日刊工業新聞に記事が少し出てきましたが、データサイエンティストを多く採用していることで知られています。博士が18人、博士課程出身者が38人など採用とされていました。

 

  • 博士が18人、博士課程出身者が38人

 

これだけみても、いかに専門家の集まりかが分かります。

 

天下のグーグルなどが巨大企業がライバルとして存在する中、データサイエンティストの採用を積極的に行っているので、今後が楽しみですね。

 

AI人材育成講座のゆくえは。要注目です。

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