今回は、アイエスピーが、運転しながらスマホを阻止するソフトを開発したという話。
なんと、運転中にスマホを使うと、スマホがフリーズするという今回の話。フリーズされたら使いようがないわけで、対策の一つとしてはおもしろい試みであるといえます。
今回は運送・バス向けの話ですが、ぜひ将来的には、このようなソフトが一般向けのすべての携帯に事前にインストールされればなと思います。事故もだいぶ減るでしょう。
アイエスピー(ISP)が、運転中のスマホの操作を検知するソフトウエアを開発、運転中のながらスマホを検知すると、スマホの画面が動かなくなる
13日の日経新聞によると、システム開発のアイエスピーは運転中のスマホの操作を検知するソフトウエアを開発したとのこと。
運転中の「ながらスマホ」を感知すると画面に警告メッセージを表示し、スマホの画面が動かないようにするとのこと。
システム開発のアイエスピー(ISP、横浜市)は運転中のスマートフォン(スマホ)の操作を検知するソフトウエアを開発した
運転中の「ながらスマホ」を感知すると画面に警告メッセージを表示し、スマホの画面が動かないようにする
もっとも手っ取り早いのは、運転中にスマホを手に取ったらアウトにしてしまうこと。カリフォルニア州なんかはそうなっている。日本はまだそこまでいっておらず、運転中のスマホが危険であることにたいする認識が甘いが、徐々に厳しくなっていくとは思われる。ISPが開発した運転しながらスマホ阻止ソフト、スマホ内部に組み込まれた傾きや方向を検知するセンサーで、自動車に載っているかどうかが分かる。
運転中のスマホ。
かなり危険な話なわけですが、現実の話として、日本では運転しながらスマホ使ってる人とかけっこういるでしょう。
スマホなんて、中毒性あり、おもしろいものだから、しょっちゅう手に取り、触ってみたくなってしまうものです。これはいたって普通のこと。
ただ、運転中にこれをやってもらったら注意力不足になり困るので、手っ取り早いのは、運転中にスマホを手に取ったらアウトといえるぐらいまで罰則を厳しくすることです。
例えば、米国のカリフォルニア州では既にそうなっています。運転中、スマホ片手にちょっとボタンを押したりするのも禁止されてるわけです。
私がカリフォルニア州に留学していた時はこんなに厳しくなかったわけですが、時代はずいぶんと変わりました。
米国では、ながらスマホが原因と思われる事故死が急増したりしたこともあり、州によっては運転中のスマホに対して、きっちりと法律を作って対処しているところがけっこうあります。
日本も、今後厳しくなっていくでしょうが、まだまだ危ないといった認識が欠如しているのが現実でしょう。
ISPの運転しながらスマホ検知ソフトは運送会社やバス会社向け。運送会社やバス会社は運転することが仕事なわけで、万が一スマホでの事故があったら大きな問題となる。リスク対策として検討する価値はあるかもしれない。
今回ISPが開発したソフトは、運送会社やバス会社向けとなっています。
そして、おもしろいのがその仕組み。スマホの傾きなどで運転しているかが分かるようになっているようです。
上記日経新聞によると、運送会社やバス会社向けに10月から発売するとのこと。開発したソフトはアプリに組み込んで使うとのこと。スマホ内部に組み込まれた傾きや方向を検知するセンサーを使い、自動車に乗っているのか歩いているのかを分析するとのこと。
ソフトに加え、ISPが顧客企業専用のアプリを開発することもできるとのこと。料金は年間50台の端末の利用で、約200万円を想定するとのこと。
運送会社やバス会社向けに10月から発売する
開発したソフトはアプリに組み込んで使う
スマホ内部に組み込まれた傾きや方向を検知するセンサーを使い、自動車に乗っているのか歩いているのかを分析する
ソフトに加え、ISPが顧客企業専用のアプリを開発することもできる
料金は年間50台の端末の利用で、約200万円を想定する
運送会社やバス会社は、運転することが仕事。
「万が一」、スマホ使って事故起こしたなんてことがあったら、それはもう、評判がた落ちになってしまいます。
一般の人から見える場所で、運転手がスマホを使っていたなんて話も危険。そういう状況下にいる運転手はスマホさえ使っていないでしょうが、一般の人から目に見えにくい場所にいる運転手。こういった運転手の事前のリスク対策として、検討してみる価値はあるかもしれません。
運転しながらスマホ阻止ソフト開発のISPは、歩きスマホ検知ソフトも開発、今後はこれが無償になるか
上記日経新聞によると、ISPは歩きながらスマホを操作する「歩きスマホ」を検知するソフトウエアを開発し、NTTドコモやソフトバンクに納入しているとのこと。これまで有料としてきたが、歩きスマホを防ぐソフトは無償で提供に切り替え、ゲーム開発会社や格安スマホ事業者への導入を促すとのこと。
ISPは歩きながらスマホを操作する「歩きスマホ」を検知するソフトウエアを開発し、NTTドコモやソフトバンクに納入している
これまで有料としてきたが、歩きスマホを防ぐソフトは無償で提供に切り替え、ゲーム開発会社や格安スマホ事業者への導入を促す
歩きスマホも大きな話題になっていますね。
今後、このようなソフトが一般向けにも予めインストールされているような日は来るのか。要注目です。