こんなパターンがあったか。
出産に絡む問題だと、子供を生まないでくれと頼むパターンのほうが通常は多いイメージ。もしくは、実は隠し子がいました、みたいな。
今回のパターンは逆で、子供を生んでほしいと要求したという話。
注目点としては、絡んでいる金額のスケールが半端ない点はもちろんのこと、そして、これを要求した人物が、保守系の有力議員という点。
あと、どうも4回要求したようです。
トレント・フランクス下院議員が500万ドル(約5億7000万円)払うから自分の子供を産んでくれと女性スタッフに要求。トレント・フランクスは突然議員辞職。
9日のAFPによると、米共和党のトレント・フランクス下院議員が、500万ドル(約5億7000万円)払うから自分の子供を産んでくれと女性スタッフに要求していたことが分かったと、米メディアが8日報じたとのこと。性的不品行をめぐって倫理調査を受けていたフランクス議員は、この報道を受けて突然議員辞職したとのこと。
アリゾナ州選出で8期目だったフランクス議員は7日、来年1月31日に議員辞職すると表明していたとのこと。フランクス議員はその声明の中で、女性スタッフ2人と代理出産の話をしたと認めたが、会話内容の詳細は明らかにしていなかったとのこと。米メディアの報道によると、フランクス議員は8日に新たな声明を出し、ただちに議員を辞職すると表明したとのこと。
米共和党のトレント・フランクス(Trent Franks)下院議員が、500万ドル(約5億7000万円)払うから自分の子供を産んでくれと女性スタッフに要求していたことが分かったと、米メディアが8日報じた
性的不品行をめぐって倫理調査を受けていたフランクス議員は、この報道を受けて突然議員辞職した
アリゾナ州選出で8期目だったフランクス議員は7日、来年1月31日に議員辞職すると表明していた
フランクス議員はその声明の中で、女性スタッフ2人と代理出産の話をしたと認めたが、会話内容の詳細は明らかにしていなかった。米メディアの報道によると、フランクス議員は8日に新たな声明を出し、ただちに議員を辞職すると表明した。
5.7億円出産要求事件、要求したフランクス議員は有力保守系議員。保守系キリスト教団体「伝統的価値連合」のアンドレア・ラファティ会長もフランクス議員に対して怒りを感じている。
ちなみに。
guardian紙によると、金銭引き換えでの出産要求は、4回あったとのこと。
というわけで、何回もアプローチしているのは分かります。
そして、今回驚きなのが、出産要求の金額。
その金額、なんと5.7億円。
スケールでかすぎです。
この5.7億円というのは、米国の保守系キリスト教団体「伝統的価値連合」会長からの発言で具体的にでている数字です。
上記AFPによると、米紙ワシントン・ポストが引用した米国の保守系キリスト教団体「伝統的価値連合」のアンドレア・ラファティ会長の発言によると、女性スタッフの1人はフランクス議員の子供を「身ごもれば」500万ドル払うと言われたというとのこと。
その女性はフランクス議員の申し出を断ったとのこと。するとフランクス議員から距離を置かれるようになり、後にスタッフの仕事を辞めたとのこと。
米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が引用した米国の保守系キリスト教団体「伝統的価値連合(Traditional Values Coalition)」のアンドレア・ラファティ(Andrea Lafferty)会長の発言によると、女性スタッフの1人はフランクス議員の子供を「身ごもれば」500万ドル払うと言われたという。
その女性はフランクス議員の申し出を断った。するとフランクス議員から距離を置かれるようになり、後にスタッフの仕事を辞めた。
このラファティ会長、怒ってます。
というのは、フランクス議員が保守系有力議員だから。
CNNによると、ラファティ会長は、フランクス議員のような保守系かつキリスト教徒がこのようなことをすることに対し、怒りを覚えたとCNNに伝えたとのこと。
要するに。
伝統的価値観を重んじるとされる人物が、5.7億円で出産要求をしていた、というのがショッキングで腹正しいということでしょう。
上記CNNによると、ラファティ会長は、昨年にこの件について知ったとのこと。昨年、被害女性はこの件に関して前に出てくる準備がまだできておらず、助言を求めていたようです。
米国でのセクハラ問題、今後もしばらく続くのか。要注目です。