リンゴの「種」から抽出されたオイルの美容効果とは

 

今回は、青森県特産のリンゴの種から抽出した美容オイルが企画され、発売されたという話について。

 

リンゴの美容効果の話はよく聞きますが、通常ははリンゴの「皮」の話題が多いですよね。

 

ただ、今回の主役は、リンゴの「種」

 

これまでこのリンゴの「種」は有効活用されていませんでしたが、これを有効活用しようではないかということで生み出されたのが今回の美容オイル。

 

「種」にはいったいどんな美容効果があるのか。見ていきましょう。

 

 

光城精工が、青森県特産のリンゴの種から抽出した美容オイルを企画・発売。光城精工が企画したリンゴの種から抽出した美容オイルの名前は、「アオモリアップルシードオイル+(プラス)」。

14日の日経新聞によると、電源装置・音響機器製造の光城精工は、青森県特産のリンゴの種から抽出した美容オイルを企画・発売したとのこと。

 

リンゴの種を機械でつぶして油をしぼり、容器に詰めたとのこと。新商品「アオモリアップルシードオイル+(プラス)」は5ミリリットル(小売価格8640円)と3ミリリットル(同5400円)の2品目とのこと。

 

  • 電源装置・音響機器製造の光城精工(青森県平川市)は、青森県特産のリンゴの種から抽出した美容オイルを企画・発売した

  • 新商品「アオモリアップルシードオイル+(プラス)」は5ミリリットル(小売価格8640円)と3ミリリットル(同5400円)の2品目

  • リンゴの種を機械でつぶして油をしぼり、容器に詰めた

 

 

アップルシードオイルの主成分はリノール酸。リンゴの種から抽出した美容オイル、アオモリアップルシードオイル+(プラス)は保湿効果が期待できる。オレイン酸も結局保湿につながる。

まず、通常リンゴの美容効果といえば、リンゴの「」についてよく聞きます。

 

リンゴの皮に含まれているので最初に思いつくのは「ペクチン」。この用語、私もそうですが、健康話が好きな方なら、聞いたことあるかと思います。

 

ちなみに、ペクチンですが、大腸がんを抑える働きやら整腸作用などいろいろいい効果があります。

 

ただ、今回の話題はリンゴの皮ではなく、リンゴの「」です。

 

リンゴの種、いったいどんな成分が含まれ、どんな美容効果があるのでしょうか。

 

キーワードはズバリ、「リノール酸」となります。

 

今回、この製品を企画した光城精工がMakuakeでPRしているものを見ると、アップルシードオイルの主成分は「リノール酸」とあります。

 

    • アップルシードオイルの主成分はリノール酸

 

リノール酸、これも、健康話好きとしては、よく聞く用語です。

 

ちなみにリノール酸は、保湿作用や抗炎症作用などがあることで、よく知られています

 

要は、今回の美容オイルも、そういった効果があると考えらえれます。

 

上記日経新聞によると、顔や手に塗ると保湿効果が期待できるというとのこと。まずインターネット通販で消費者向けに販売し、将来は化粧品メーカーにも原料として販売したい考えだとのこと。

 

  • 顔や手に塗ると保湿効果が期待できる

  • まずインターネット通販で消費者向けに販売し、将来は化粧品メーカーにも原料として販売したい考えだ

 

保湿効果、でましたね。リノール酸からです。

 

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ちなみに、リノール酸は当然のこと、海外の論文では、リンゴの種には「オレイン酸」が多く含まれているという指摘されています。

 

ただ、オレイン酸も、結局は「保湿」につながります

 

よって今回の美容液は「保湿効果」、これが一番期待できる効果でしょう。

 

どれくらいの保湿効果があるのか。この美容液を使った方からのレビューを待ちましょう。

 

 

リンゴの種から抽出した美容オイル、アオモリアップルシードオイル+(プラス)登場、これまで廃棄処分されていたリンゴの種を有効活用。

あと、もう一つおもしろいのは、今回主役のリンゴの「種」は、これまで廃棄処分されていたという点です。

 

上記日経新聞によると、原料の種はカットリンゴやジュースを作る地元の加工会社から無償で調達するとのこと。廃棄処分されていたリンゴの種を有効利用して高付加価化する新規事業で、地域の主力産業であるリンゴ加工業を活性化する狙いもあるとのこと。

 

加工会社は種を産業廃棄物として有償処分しており、無料で引き取ることでコスト削減になるとのこと。販売量が増えれば、種を有償で引き取ることを検討するとのこと。地域のリンゴ産業にも貢献できるとして、リンゴを使った化粧品事業に進出したとのこと。

 

  • 原料の種はカットリンゴやジュースを作る地元の加工会社から無償で調達する

  • 廃棄処分されていたリンゴの種を有効利用して高付加価化する新規事業で、地域の主力産業であるリンゴ加工業を活性化する狙いもある

  • 加工会社は種を産業廃棄物として有償処分しており、無料で引き取ることでコスト削減になる

  • 販売量が増えれば、種を有償で引き取ることを検討する

  • 地域のリンゴ産業にも貢献できるとして、リンゴを使った化粧品事業に進出した

 

これまで捨てられていたのを、捨てずに、液を抽出することにした、と。

 

有効活用のいい例です。

 

思いついた人は、なかなかいいアイデアマンですね。事業のアイデアというのは、目の付け所が大事です。

 

そして、青森といえばリンゴですから、やはりリンゴ関連で新しい事業ができるというのは、青森にとってはいい話でしょう。

 

あとは、この美容液の保湿効果がどの程度あるのか、ここが重要でしょう。

 

 

アオモリアップルシードオイル+(プラス)、光城精工は新事業の資金調達とPRのため、クラウドファンディングのMakuakeを利用

上記日経新聞によると、光城精工は新事業の資金調達とPRのため、青森銀行の仲介でインターネットで小口資金を募るクラウドファンディングの「Makuake」を利用するとのこと。50万円を目標に2018年2月27日まで出資を募り、出資者には新商品を提供するとのこと。

 

  • 光城精工は新事業の資金調達とPRのため、青森銀行の仲介でインターネットで小口資金を募るクラウドファンディングの「Makuake」を利用する

  • 50万円を目標に2018年2月27日まで出資を募り、出資者には新商品を提供する

 

リンゴの種の美容液、その評判のゆくえは。要注目です。

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