今回は、セコムが高いセキュリティー機能を持つ医薬品の保管庫を販売するという話。
うちもセコムさんに長年お世話になっておりますが、今回セコムが売り出す商品は自宅向けでなく病院向け、しかも保管庫ですね。「防犯」という意味においてはつながってきます。
セコムがセキュリティー機能を高めた医薬品の保管庫である「セサモMBX」を販売、病院内で向精神薬などの医薬品の紛失を防ぐ目的。
19日の日経新聞によると、セコムは12月中にもセキュリティー機能を高めた医薬品の保管庫を販売するとのこと。
病院内で向精神薬などの医薬品の紛失が多いなか、同保管庫は解錠の日付や操作者などの履歴が残せるとのこと。シリンダー錠とICカードによる二重ロック体制、監視カメラとの連動によって安全性を高めるとのこと。
商品名「セサモMBX」は幅と高さが30センチ、奥行きは25センチと小型だ。1つの病院などで10個程度の販売を見こんでおり、初年度で5千~1万台の販売をめざすとのこと。販売価格は12万1千円(税別)とのこと。
セコムは12月中にもセキュリティー機能を高めた医薬品の保管庫を販売する
病院内で向精神薬などの医薬品の紛失が多いなか、同保管庫は解錠の日付や操作者などの履歴が残せる
シリンダー錠とICカードによる二重ロック体制、監視カメラとの連動によって安全性を高める
商品名「セサモMBX」は幅と高さが30センチ、奥行きは25センチと小型だ
1つの病院などで10個程度の販売を見こんでおり、初年度で5千~1万台の販売をめざす
販売価格は12万1千円(税別)
最近、向精神薬など紛失(盗難)事件をいろいろ聞く。大量に服用すると危ないものもある。
最近、病院で向精神薬など紛失の話はよく聞きます。
紛失というか、盗難絡みのケースがけっこうあるんですよね。
例えば鹿児島の病院で向精神薬7万錠紛失という事件が今年ありました。
7万錠というとんでもない数の紛失だったわけですが、後に、この事件では元看護士が窃盗ということで逮捕されています。盗難事件でした。
山梨県立中央病院でも3万7千錠もの向精神薬紛失という話が今年ありましたし、山梨県立中央病院は盗まれた可能性があるということで、被害を届け出ました。
向精神薬は、薬によっては大量に服用すると意識障害など起こす恐れがあります。
向精神薬がピンポイントで狙われるのであれば、なおさら管理は厳重にしなければなりませんが、この手助けをするのがセコム。
紛失が起こってからだと、管理体制が甘いと非難されるのは明らかですので、病院としても事前に万全の準備はしておきたいでしょう。
セコムの高セキュリティーの医薬品保管庫のゆくえは。要注目です。