[名古屋の製造業がベトナム企業買収するきっかけになるか] 東海東京がベトナム証券大手であるバオベト証券と提携。親会社はベトナム最大の金融グループで、特に保険で有名なバオベト・ホールディングス。ベトナム政府は多くの業種で外資からの出資制限撤廃の動きにも動き、外資マネーを呼び込みたい。

今回は、東海東京フィナンシャル・ホールディングスが、ベトナムの証券大手と業務提携するという話。

 

このベトナムの証券大手の名前はバオベト証券といいますが、バオベトの親会社が非常に有名ですので、こちらの名前を聞いたことがある方がけっこういるかもしれません。親会社はバオベト・ホールディングスといいます。というわけで、同じ「バオベト」ですね。

 

バオベト・ホールディングスは、特にベトナムの保険の世界(生命保険、損害保険)でその名を知られています

 

ちなみに2012年に、バオベトホールディングスは住友生命と業務提携しています。というわけで、親会社のバオベトホールディングスは日本との接点あり。

 

あと、保険でよく知られていますが、傘下に今回話題となっている証券会社やら銀行なども抱えていますので、金融の面でベトナムでメジャーな存在といえます。

 

バオベト証券ですが、東海東京の提携先としてはおもしろい証券会社であるといえます。今後、東海東京がバオベトと協力し、特に名古屋あたりの製造業などのベトナム会社買収をどの程度推進できるのか、このあたりも注目点にもなってきます。

 

 

東海東京フィナンシャル・ホールディングスはベトナムの証券大手であるバオベト証券と業務提携

18日の日経新聞によると、東海東京フィナンシャル・ホールディングスはベトナムの証券大手であるバオベト証券と業務提携するとのこと。

 

両社の顧客向けに投資信託などの商品を相互に供給するほか、ベトナムでの事業拡大を目指す日本企業に現地企業とのM&Aなどを仲介するとのこと。バオベト証券はベトナム最大の政府系金融グループの子会社で、将来は出資も検討するとのこと。東海東京は4月に中国の国泰君安証券に出資もしており、アジアでの証券業の拡大を進めているとのこと。

 

  • 東海東京フィナンシャル・ホールディングスはベトナムの証券大手であるバオベト証券と業務提携する

  • 両社の顧客向けに投資信託などの商品を相互に供給するほか、ベトナムでの事業拡大を目指す日本企業に現地企業とのM&A(合併・買収)などを仲介する

  • バオベト証券はベトナム最大の政府系金融グループの子会社で、将来は出資も検討する

  • 東海東京はアジアでの証券業の拡大を進めている

  • 4月に中国の国泰君安証券に出資した

 

バオベト証券の親会社については冒頭に書いたとおりです。

 

 

ベトナムは政府が外資への出資制限の撤廃をし、ベトナムへの資本呼び込み、M&Aを歓迎している。よってベトナム企業へのM&Aは以前よりよっぽどやりやすくなっている状況。東海東京は名古屋中心の製造業のベトナム企業買収など、手助けできるか。東海東京の本社は名古屋のミッドランドスクエア。

さて、東海東京フィナンシャル・ホールディングスですが、名古屋の企業と関係が深いです。昔はあの旧東海銀行が筆頭株主だった時代もありました。

 

東海東京フィナンシャル・ホールディングスの本社は名古屋にあります。あのミッドランドスクエア内です。というわけで、社名に東海とついており、本社も名古屋の有名スポットの中にある。名古屋の企業と遠い関係ではないことぐらいは想像できます。

 

上記日経新聞によると、東海東京は名古屋を中心に製造業とのつながりが深く、こうした企業とベトナム企業の橋渡しを目指すとのこと。

 

  • 東海東京は名古屋を中心に製造業とのつながりが深く、こうした企業とベトナム企業の橋渡しを目指す

 

今回おもしろいのは、東海東京に力量があり、うまくバオベト証券と連携すれば、特に名古屋中心の製造業がベトナムへ進出(M&A)するきっかけを作ることが可能であるという点です。

 

この何がおもしろいのか。

 

ベトナムってひと昔前までは、外資からのM&Aが非常にやりにくい国でした。政府主導で、外資への規制が多かったからです。

 

ただ、数年前に流れが変わり政府が規制緩和へと動き始めたわけです。例えば、多くの業種で、外資からの上場企業への出資制限撤廃の方向へと動きました。

 

政府としては、国有企業の民営化も進めており、規制も撤廃することで、外国資本を呼び込みたいというわけです。

 

上記日経新聞によると、東海東京はバオベト証券と投資銀行分野での連携をするとのこと。ベトナム政府は国有企業の民営化を進めており、日本を含む外国企業の資本の呼び込みを強化しているとのこと。

 

  • 東海東京は投資銀行分野でも連携する

  • ベトナム政府は国有企業の民営化を進めており、日本を含む外国企業の資本の呼び込みを強化している

 

というわけで、政府がそういった方向へと動いているわけです。ベトナムの証券大手と提携することで、この流れに乗ることは可能でしょう。

 

その他にも、東海東京証券がすることは、個人投資家向けにベトナムのリポートやら投資商品やらを提供するようです。

 

上記日経新聞によると、東海東京は日本の個人投資家向けにベトナムをはじめアジア各国の株式売買サービスを提供しているとのこと。バオベト証券との提携で個人投資家に、調査リポートや投資商品を共同で提供する考えとのこと。このほか社内で選んだ研修生を相互に派遣し、交流を深めるとのこと。

 

  • 東海東京は日本の個人投資家向けにベトナムをはじめアジア各国の株式売買サービスを提供している

  • バオベト証券との提携で個人投資家に、調査リポートや投資商品を共同で提供する考え

  • このほか社内で選んだ研修生を相互に派遣し、交流を深める

 

バオベト証券の力を借りれば、調査リポートは今より充実したものとなることでしょう。新たな投資商品というのもけっこう気になるところ。

 

東海東京のバオベト証券との業務提携のゆくえは。要注目です。

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