やはりキャノンは宇宙ビジネスに非常に高い関心があるな。

 

キャノンが宇宙ロケット事業に参入。キャノンは機体の制御システムを供給することで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が手掛けるミニロケットの開発に参画。

日経新聞によると、キャノンが宇宙ロケット事業に参入するとのこと。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が手掛けるミニロケットの開発に参画精密機器で蓄積したノウハウを生かし、機体の制御システムを供給するとのこと。

 

  • キャノンが宇宙ロケット事業に参入する

  • 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が手掛けるミニロケットの開発に参画

  • 精密機器で蓄積したノウハウを生かし、機体の制御システムを供給する

 

キャノンがロケット事業に参入します。あのキャノンが?と時代の流れを感じますが、しかし、実はキャノン(というより子会社のキャノン電子がリードしてやっている)は実はもう4年前から「宇宙ビジネス」に関心を寄せているわけです。

 

 

豆知識: キャノンの子会社、キャノン電子は2012年から宇宙ビジネスに参入するための準備を始め、宇宙技術研究所を発足させた。キャノン電子は人工衛星打ち上げ計画もあるので、宇宙ビジネス強化へと動く。

数年も前とは、いつからでしょうか。

 

キャノン電子の2014年の報告書によると、キャノン電子は、2012年の11月より宇宙ビジネスに参入すべく 準備を始め、宇宙技術研究所を発足させた、とあります。

 

  • キヤノン電子(株)は2012年の11月より宇宙ビジネスに参入すべく 準備を始めた

  • (2012年11月に宇宙技術研究所発足) 

 

というわけで、キャノン子会社のキャノン電子は今から4年前から、虎視眈々と宇宙ビジネスへの準備を始めていたわけです。

 

そして、キャノン電子は小型衛星を来年打ち上げる計画を持っています。上記日経新聞によると、キヤノン電子は来年人工衛星を打ち上げる計画があり、あわせて宇宙事業強化につなげるとのこと。

 

  • キヤノン電子は来年人工衛星を打ち上げる計画があり、あわせて宇宙事業強化につなげる

 

というわけで、宇宙ビジネス強化を本格化させてきてますので、頼もしい話ですね。

 

さて、今回のキャノンのロケットの話に戻りましょう。そもそも、ミニロケットとは何でしょうか。

 

 

キヤノンが開発に加わるミニロケットとはいったいどのようなものか。ミニロケットの特徴とは。

上記日経新聞によると、ミニロケットは打ち上げ費用が主力ロケットの10分の1以下で、衛星写真の撮影や通信に使う超小型衛星を運ぶ手段として活用が期待されるとのこと。

 

JAXAが進めているのは直径52センチメートル、全長10メートル弱と電柱並みで、衛星を打ち上げる機体としては世界最小。来年初めに鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から発射するとのこと。

 

  • ミニロケットは打ち上げ費用が主力ロケットの10分の1以下で、衛星写真の撮影や通信に使う超小型衛星を運ぶ手段として活用が期待される

  • JAXAが進めているのは直径52センチメートル、全長10メートル弱と電柱並みで、衛星を打ち上げる機体としては世界最小

  • 来年初めに鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から発射する

 

 

どのようにキャノンはミニロケットの開発に参画するのか。キャノンはデジタルカメラなどの設計・生産手法を応用、3段ロケットを宇宙空間で切り離したり、機体の向きを変えたりするシステムを構築した

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上記日経新聞によると、キヤノン子会社のキャノン電子は開発チームに技術者を送り込んだとのこと。

 

デジタルカメラなどの設計・生産手法を応用し、最適な調達部品の選択や制御機器の軽量化を推進。3段ロケットを宇宙空間で切り離したり、機体の向きを変えたりするシステムを構築したとのこと。燃料噴射装置など本体部分はIHI子会社のIHIエアロスペースが担当するとのこと。

 

  • キヤノン子会社のキャノン電子は開発チームに技術者を送り込んだ

  • デジタルカメラなどの設計・生産手法を応用し、最適な調達部品の選択や制御機器の軽量化を推進

  • 3段ロケットを宇宙空間で切り離したり、機体の向きを変えたりするシステムを構築した

  • 燃料噴射装置など本体部分はIHI子会社のIHIエアロスペースが担当する

 

やはり、キャノン電子の技術者が送り込まれましたね。

 

 

今後は宇宙産業の民間移転が進むか。

上記日経新聞によると、海外では宇宙産業で民間移転が進んでいるが、日本は政府やJAXAが主導。3000億円とされる宇宙機器産業の売上高の約9割を官需が占めているとのこと

 

ただ、国内でも民間企業が進出し始めたとのこと。東大発ベンチャーのアクセルスペースは安価な超小型衛星を開発、元ライブドア社長の堀江貴文氏が設立したインターステラテクノロジズは17年1月にも民間単独で国内初のロケット打ち上げを計画しているとのこと。

 

  • 海外では宇宙産業で民間移転が進んでいるが、日本は政府やJAXAが主導

  • 3000億円とされる宇宙機器産業の売上高の約9割を官需が占めてい

  • ただ、国内でも民間企業が進出し始めた

  • 東大発ベンチャーのアクセルスペースは安価な超小型衛星を開発、元ライブドア社長の堀江貴文氏が設立したインターステラテクノロジズは17年1月にも民間単独で国内初のロケット打ち上げを計画している

 

東大発ベンチャーは超小型衛星開発。堀江氏のところもロケットやってますね。キャノンも参入してきました。他にも民間で関心があるところもあるでしょう。

 

キャノンのロケット参入はうまくいくか、要注目です。

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