トランプ氏がアコスタ氏を指名。

 

トランプ大統領が労働長官にアレキサンダー・アコスタ氏を指名。

16日、トランプ大統領が労働長官にアレキサンダー・アコスタ氏を指名。米国メディアが一斉に報じました。

 

 

豆知識: 労働長官に指名されたアレキサンダー・アコスタ氏とは。アレキサンダー・アコスタ氏はフロリダ国際大学の法科大学院長。アコスタ氏の学歴はずっとハーバード。アコスタ氏は全米労働関係委員会メンバーもしていた。

さて、労働長官に指名されたアコスタ氏ですが、まずはいったい何者か、簡潔にまとめてみましょう。

 

アコスタ氏は現在フロリダ国際大学の法科大学院長。ちなみにフロリダ国際大学の法科大学院はけっこう新しく、地元紙では設立は2000年としています。

 

アコスタ氏の学歴としてはロースクール含め、大学はずっとハーバードです。その後弁護士として活動。アコスタ氏は全米労働関係委員会メンバーもしていました。

 

全米労働関係委員会メンバーをしていたのはポイントの一つで、「労働」とつながりがあるという点を強調できます(下記で復讐するように、労働長官を辞退したパズダー氏は労働者中心に批判が集まっていたという点も忘れてはいけません)。

 

ただ、今回興味深い点があります。アコスタ氏がヒスパニック系であるという点です。それが下記。

 

 

豆知識: 労働長官に指名されたアコスタ氏はヒスパニック系。アコスタ氏の入閣が決まれば、これはつまり、トランプ政権初のヒスパニック系入閣となる。

アコスタ氏はヒスパニック系です。ここはかなり注目点。

 

というのも、トランプ政権の閣僚でヒスパニック系がいなかったからです。つまり、アコスタ氏が決まれば、初のヒスパニック系入閣となります。

 

ヒスパニック系が入っていないって時点で確かに違和感がありました。アコスタ氏を入閣させることで、少しでもヒスパニック系からの批判を抑えようとする意図もあることでしょう。

 

あと、強調しておくべき点は、アコスタ氏が指名される前に労働長官を辞退したパズダー氏は、ヒスパニック系からの批判も非常に多く受けていたという点です。こういったあたりも何かしらの影響があったかもしれません。

 

 

余談: 労働長官指名を辞退したパズダー氏はスキャンダラスな人だった

復習となりますが、アコスタ氏が労働長官に指名されたのは、パズダー氏が労働長官指名を辞退したから。パズダー氏はあの有名なハンバーガーチェーン「カールス・ジュニア」運営会社のCEOを務めていました。

 

この方は最低賃金引上げに反対したりして、いわゆる労働者サイドの方々から批判をされまくっていました。元妻への暴力やら、不法移民を家政婦として雇っていたという話も出ましたし、とにかくいろいろスキャンダラスな方でした。

 

そんな後に指名されたアコスタ氏初のヒスパニック系入閣なるか。要注目です。

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