やっぱりパリかロスアンゼルスの可能性が高い。

[更新] ブダペスト五輪招致が正式に取り下げへ、記事一番下。

 

ハンガリーブダペストのタルローシュ市長が2024夏季五輪招致から撤退する可能性を示唆

2月18日に時事通信が報じたところ、ハンガリーの首都ブダペストのタルローシュ市長は17日、立候補していた2024年夏季五輪招致から撤退する可能性を示唆したとのこと。

 

  • ハンガリーの首都ブダペストのタルローシュ市長は17日、立候補していた2024年夏季五輪招致から撤退する可能性を示唆した

 

 

余談: もしブダペストで開催されれば、ハンガリーは東欧革命(共産主義崩壊)後、東欧国で初の夏季オリンピック開催国となっていた。しかし、東欧の経済は活況していない。ハンガリー人と話しても、五輪招致に関しては財政での懸念をしている人が大多数。残念ながら東欧での開催はおそらくはかなわないであろう。

さて、ブダペストが立候補していたという点について、強調しておくべき点があります。

 

もしブダペストで24年夏季五輪開催ということになれば、これがブダペスト初の夏季オリンピック開催となるのはもちろんのこと、ハンガリーは東欧革命(共産主義崩壊)後で初の夏季オリンピック東欧開催国となります。

 

ただ、五輪に金がかかるのは東京オリンピックのいざこざなど見ていても明らかですが、世界でも共通の認識になっています。

 

ハンガリーでも同じく、これは懸念事項。ハンガリー人と話しても、財政での不安を述べる人が大多数となっています。

 

そして、どこの東欧諸国もそうですが、ハンガリーも経済が盛り上がっているとはいえない状況。

 

そんな中、開催に踏み切るか。いや、おそらく大多数が反対するでしょう。

 

 

なぜブダペストは五輪招致立候補取り下げの可能性があるのか

上記時事通信によると、五輪招致に反対する活動団体が、立候補取り下げの是非を問う住民投票の実施に必要な十分の署名を集めたと公表したことを受け、同市長が「投票に賛成する十分な市民の署名があるなら、私は立候補を取り下げるべきかを真剣に考える」と述べたとのこと。

 

活動団体によれば、住民投票実施に必要な13万8000人を上回る26万6151人の署名が集まったとのこと。

 

  • 五輪招致に反対する活動団体が、立候補取り下げの是非を問う住民投票の実施に必要な十分の署名を集めたと公表したことを受け、同市長が「投票に賛成する十分な市民の署名があるなら、私は立候補を取り下げるべきかを真剣に考える」と述べた

  • 活動団体によれば、住民投票実施に必要な13万8000人を上回る26万6151人の署名が集まった

 

そもそも、あのドイツのハンブルグでさえ、開催費の懸念を理由に立候補を取り下げたわけです。ブダペストに五輪をやる余裕があるか。否でしょう。

 

 

ブダペストが立候補取り下げると、残りはパリかロスアンゼルス。ロスアンゼルスならトランプ効果でおもしろそうだが、パリは100年ぶりの夏季五輪だからおもしろそう。

2024年の五輪招致ですが、ブダペストが抜けるとなると、残りはフランスのパリか米国ロスアンゼルスとなります。

 

ロスアンゼルスは1984年に夏季五輪をやりましたね。パリとなると、戦前にやってました。どちらが勝っても久々の五輪。

 

トランプ氏との相乗効果でロスアンゼルスになるとインフラ関連含め、おもしろくなりそうです。もしパリなら、100年ぶりの夏季五輪になります。これはこれでおもしろそうですね。

 

ブダペストの動き、そして、夏季五輪開催地はどこになるか、要注目です。

 

 

[更新] ハンガリーブダペストが五輪立候補撤退へ。ハンガリー首相、ブダペスト市長、ハンガリーオリンピックコミッティーでの会談後の決定。

22日にロイターが報じたところ、ハンガリーがブダペストへの五輪招致から撤退するとのこと。ハンガリー首相、ブダペスト市長、ハンガリーオリンピックコミッティーでの会談後の決定とのこと。

 

やはり撤退となりました。

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