オランダ訪問、キングズデー(国王の日)に参加するうえで知っておきたいこと。キングズデー(4月27日)の魅力、事前に知っておくべき注意点とは?
今回は、オランダ国王の日(キングズデー)に関する豆知識、事前に準備しておくべきこと、注意点など、お伝えします。
オランダでの一大イベント、それが4月27日のオランダ国王の日 (キングズデー)。
4月27日はオランダでは国王の日(キングズデー)と言われています。
国王の日とはすなわち、現在のオランダ国王であるウィレム=アレクサンダー王の誕生日。
皆で国王の誕生日を祝う日です。国王の日はオランダでは一大イベントとなります。
国王の日(キングズデー)はオランダで一番盛り上がる日。オランダの大パーティー。オランダがオレンジ色に包まれる日。
この国王の日は、オランダでは一番盛り上がる日と言われています。一年の中でもっともオランダが盛り上がるパーティーの日。
なお、この日は、オランダがオレンジ色に包まれる日でもあります。皆、オレンジ色のものを身につけ、町中がオレンジ色になるというわけです。
オレンジ色に包まれる国王の日(キングズデー)、なぜオランダはオレンジ色なのか。オレンジの由来、オラニエ公。
オラニエ公とは誰か?
ところで、オランダといえばオレンジ色と思いつく方もけっこうおられることでしょう。
サッカーなど見ていても、オランダチームはオレンジ色に包まれていると気づきます。
では、そもそもなぜオレンジ色がオランダのカラーなのか。
オレンジはある人物の名前からきています。その人物の名前が、オラニエ公。オラニエはOranjeと書き、これがオランダ語ではオレンジという意味。
ではこのオラニエ公とはいったい何者かというと、オランダの独立戦争を蜂起した人物です。ちなみに、オランダはもともとスペインの領土。ここから立ち上がったということで、オラニエ公はいわば英雄的存在です。
キングズデー事前準備・・・国王の日(キングズデー)に行く前に欠かせないアイテムとは
さて、キングズデーがオレンジ色に包まれるとは分かっていますが、やはりせっかくだから、何かオレンジ色のものを身につけて参加したいところ。
Tシャツ、帽子、なんでもいいと思います。とりあえずオレンジ色のものを用意されることをお勧めします。
私の場合は、自宅に昔買ったオレンジ色の服があったので、いちようこれを持参。
キングズデー事前準備・・・国王の日(キングズデー)に行く前の注意点: ホテル、宿の予約は早めに。国王の日(キングズデー)当日の交通機関は不便なので、要注意。国王の日当日の現地入りは大変かも。
国王の日には、アムステルダムにはとにかく半端なく多くの人が訪れます。
そんなわけですから、当然アムステルダムの宿は満室が予想されます。もし国王の日に参加される際は、かなり事前にホテルの予約などをされることをお勧めいたします。
あと、交通機関。国王の日のにはアムステルダム中心部のバスや電車などの交通機関は運行していない、または、仮に運行していても、非常に不便だというのは有名です。
事前に、自分が使うべき交通機関が運行しているのかの確認が必要となります。
基本的には、中心部では交通機関は運行していないものだと考え、計画を練られる方がいいかもしれません。
私の場合は、当日の現地入りは避けました。
国王の日(キングズデー)前日に現地入りすれば、前夜祭も楽しめるかも・・・キングズデー前日にアムステルダム入りするメリット
国王の日前日には前夜祭があります。
よって、前日にアムステルダム入りすれば、前夜祭もついでに楽しめます。
前夜祭の段階ではオレンジに包まれる必要はありません。
キングズデーでは、突然の雨に備え、必ず傘の準備を。夕方から一気に冷え込むので、コートなどを持参すべし。
なお、アムステルダムでは突如として雨が降りだすことが多いです。
ぜひ傘一本は常に持っておきたいところ。
なお、特に夕方ぐらいから一気に寒くなる印象。
風邪引かないよう、コートか何かを持っていたほうが無難です。
オレンジ色のTシャツ1枚でキングズデーに参加は危険かと(寒すぎて)。
国王の日(キングズデー)がある時、キューケンホフという世界最大規模の花の公園が開園している
国王の日にオランダを楽しむ裏技として、同時期に開催されているキューケンホフ公園を訪れる、というのがあります。
オランダ国王の日とセットで見れれば、一石二鳥。
キューケンホフ公園についてはこちらに書きました。
第2回: [世界最大級のフラワーパーク] オランダのキューケンホフ公園(チューリップ鑑賞)とはいったい何か?
さて、次回の記事は、いよいよキングズデー参加レポートとなります。
[オランダで一番アツい日] オランダのキングズデー(国王の日)に参加しました。将来参加したい人のためにポイントを整理します。