[AIがん疑い判別、富士フイルムとオリンパスが組む] AIが、がんの疑いを判定する技術、実用化へ。内視鏡を使った検査、内視鏡の世界大手で連合。ペンタックスは連合に入っていないのか。



富士フイルムとオリンパスが組む

 

最近、私のブログでもAIネタが多くなっています。

 

今回の話は、AIをがん判別に役立てるという話。AI医療の話も興味深いものが多いですね。

 

富士フイルムとオリンパスが組むという点にも注目してみてください。

 

 

富士フイルムとオリンパスが組み、内視鏡を使った検査で胃がんなど病気の疑いをAIが自動判別する技術を2020年にも実用化へ

日経新聞によると、富士フイルムとオリンパスは医師らの学会と組み、内視鏡を使った検査で胃がんなど病気の疑いをAIが自動判別する技術2020年にも実用化するとのこと。

 

産学協同で開発スピードを上げるとともに、獲得したノウハウをX線撮影装置など他の医療機器に展開する道も探るとのこと。

 

  • 富士フイルムとオリンパスは医師らの学会と組み、内視鏡を使った検査で胃がんなど病気の疑いを人工知能(AI)が自動判別する技術を2020年にも実用化する

  • 産学協同で開発スピードを上げるとともに、獲得したノウハウをX線撮影装置など他の医療機器に展開する道も探る

 

 

考察: AIでがんの疑いを判別する技術実用化に、富士フイルムとオリンパスという内視鏡の世界大手が組む。ペンタックスが連合に入っておらず、内視鏡の3強ではなく、2強で話が進む。ペンタックスは危機感を覚えているはず。

今回の注目点は、やはり富士フイルムとオリンパスが組むという点でしょう。

 

この両社、カメラ関連ということもあり、内視鏡で圧倒的に強い存在感があります。

 

上記日経新聞によると、富士フイルムとオリンパスは内視鏡の世界大手とのこと。

 

  • 富士フイルムとオリンパスは内視鏡の世界大手

 

要するに、内視鏡の世界大手で連合組むというのが今回の話です。

 

日本が強みのある分野でもあるだけに、大いに期待がかかります。

 

しかし。

 

ここで、興味深い点を一つ。

 

内視鏡といったら、以前から、本来3社を思い浮かべるのが妥当だと思います。

 

3社とは、

 

  • オリンパス
  • 富士フイルム
  • ペンタックス

 

この3社で内視鏡シェアのほとんどは握られているといってもいいでしょう。

 

で、今回はオリンパスと富士フイルムという組み合わせです。

 

もうお気づきのように、ペンタックスが入っていないわけです。

 

ペンタックスは入れなかったのか、最初から声がかからなかったのか。

 

いずれにせよ、内視鏡の2強だけで話が進んでしまうわけですから、ペンタックスは危機感を覚えていることでしょう。

 

今後、ペンタックスはどう動くか。このあたりにも注目していいと思います。

 

スポンサーリンク

 

富士フィルムとオリンパスが組み、AIでがんの疑い判別、どのような技術を実用化するのか。そのすごさ、どのように応用ができそうか。

上記日経新聞によると、胃や大腸の検査では内視鏡で撮影する画像は1回150枚前後

 

AIが病変の疑いが写っているものを選び医師に提示する機能を実用化するとのこと。医師が検査後に画像をチェックする時間を半分以下に減らせるもようで、医師が画像を見る手間や時間を減らすとのこと。

 

受診者の検査や結果の待ち時間が短縮するなど効果も期待できるとのこと。病変の見落としも防ぐとのこと。

 

  • 胃や大腸の検査では内視鏡で撮影する画像は1回150枚前後

  • AIが病変の疑いが写っているものを選び医師に提示する機能を実用化する

  • 医師が検査後に画像をチェックする時間を半分以下に減らせるもようだ

  • 将来は診断までAIがこなす技術の開発を目指す

  • 受診者の検査や結果の待ち時間が短縮するなど効果も期待できる

  • 医師が画像を見る手間や時間を減らす

  • 病変の見落としも防ぐ

 

 

考察: AIでがん疑い判別、AIが病変の見落としを防ぐという点に注目。人間だから見落としはある。人間のできないところをAIが補えるところに、AIの強さがある。

今回、医師の手間や時間を減らすなど、いろいろ注目点はありますが、やはりしっかり認識しておきたい点があります。

 

それが、上記の最後に出てきた、病変の見落としを防ぐという点。

 

やはり、人間だと、どんなに優れている人でも、ミスというものはあるものです。

 

AIは、人間ではありません。人間が見落としてしまうところを補えるというところにも強みがあります。

 

似たような話は、AI全般でいえます。

 

例えば、先月、私の方で、オムロンのAIで不良品予知という話を扱いました。

 

[熟練技能者の後継者はAIか] オムロンがAIで不良品予知。AI活用で抑えられるリスクとは。製造ライン用制御機器。

 

 

これは、これまで、熟練技能者の「経験」や「勘」が重要だったものの、これをAIに代替させるという話です。

 

熟練技能者のすさまじい技術は誰もが認めるところでしょうが、「勘」という部分がないのがAIのおもしろいところでもあります。

 

 

なぜ富士フイルムとオリンパスは組んでAIでがん疑い判別ができるようにするのか。胃がん検診で内視鏡検査が推奨されるも、内視鏡医が不足している。

さて、富士フイルムとオリンパスはなぜ組んで、AIでのがん疑い判別に挑戦することにしたのか。

 

ここには、内視鏡検査が推奨されており、診療件数も増加傾向にある中、内視鏡医の不足という大きな問題が背後にあります。

 

上記日経新聞によると、日本消化器内視鏡学会によると内視鏡の診療件数は15年に約1300万件で増加傾向にあるとのこと。

 

厚生労働省は16年から市区町村などで実施する胃がん検診で内視鏡検査を推奨しているとのこと。今後受診を求める人が増えることが予想される一方で、内視鏡の操作や診断は専門性が高く、担い手の内視鏡医が不足しており、医師の確保が課題となっているとのこと。

 

  • 日本消化器内視鏡学会によると内視鏡の診療件数は15年に約1300万件で増加傾向にある

  • 厚生労働省は16年から市区町村などで実施する胃がん検診で内視鏡検査を推奨している

  • 今後受診を求める人が増えることが予想される一方で、内視鏡の操作や診断は専門性が高く、医師の確保が課題となっている

  • 担い手の内視鏡医は不足している

 

そして、医師の数が不足していても、AIを使うことで、医師の負担を減らすことができるというわけです。

 

最後に、富士フイルムとオリンパスの技術実用化に向けて、今後どうしていくのかを見ておきましょう。

 

 

富士フィルムとオリンパスのAIでがん疑い判別、検査画像はどのくらい集める予定か。AIの学習技術は東京大学などが担う。

上記日経新聞によると、富士フイルムとオリンパスは、胃や大腸を診る内視鏡専門医の学会が17年度から始める実証研究に参加するとのこと。

 

AIの判断のもととなる検査画像は大学付属病院など全国32の病院から17年度末までに30万件程度集め、順次増やすとのこと。医師の診断結果や患者の既往歴なども加えるとのこと。AIの学習技術は東京大学などが担うとのこと。

 

将来は診断までAIがこなす技術の開発を目指すとのこと。

 

  • 胃や大腸を診る内視鏡専門医の学会が17年度から始める実証研究に参加する

  • AIの判断のもととなる検査画像は大学付属病院など全国32の病院から17年度末までに30万件程度集め、順次増やす

  • 医師の診断結果や患者の既往歴なども加えるとのこと。AIの学習技術は東京大学などが担う

  • 将来は診断までAIがこなす技術の開発を目指す

 

AIでがん疑い判定、技術は計画通り実用化されるのか、要注目です。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェア!Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Share on LinkedInShare on TumblrPin on PinterestEmail this to someone
同じカテゴリーの最近の記事[増える試着専用店舗、ブランド向上というメリットも] 通販の日本ランズエンド が渋谷に試着だけの期間限定店。たったの4日間ということは、まずはこれで感触をつかむということか。[狙われやすい高齢者を持つ家族、要注目] 詐欺電話をAIが警告。CCC系トーンモバイルの格安スマホにAIが詐欺電話警告機能。詐欺防止にAI活用は今後も進む。[なんと運転中にスマホ使ったら、スマホの画面フリーズ] ISPが「運転しながらスマホ」を検知するソフト開発。運転が仕事の会社は、万が一に備えて導入検討してもいいかもしれない。