[ポルトガル出身者選出は、過去のEUとの決別ともとれる] ユーログループ議長(ユーロ圏議長)にポルトガルのセンテーノ財務相が選出される。

センテーノ議長誕生へ。ポルトガル出身者とは感慨深い。

 

今回は、ユーログループ議長にポルトガルのセンテーノ財務相が選出されたという話。

 

今回私が注目したいのは、「ポルトガル」から議長が選出されたという点。

 

これ、数年前だったらありえない話でした。

 

ある意味感慨深い話です。

 

 

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)議長にポルトガルのマリオ・センテーノ財務相が選出される

4日の時事通信によると、欧州連合(EU)ユーロ圏19カ国は4日、ブリュッセルで財務相会合を開き、来年1月に任期が切れるデイセルブルム議長の後任にポルトガルのセンテーノ財務相(50)を選出したとのこと。任期は2年半とのこと。

 

  • 欧州連合(EU)ユーロ圏19カ国は4日、ブリュッセルで財務相会合を開き、来年1月に任期が切れるデイセルブルム議長の後任にポルトガルのセンテーノ財務相(50)を選出した

  • 任期は2年半

 

 

ユーログループ議長はポルトガル財務相のセンテーノ氏。ポルトガルは数年前まで財政状態が悪く、PIGS (PIIGS)とまでよれば、危機的状況だった国。ポルトガル財務相がユーログループ議長というのは、数年前ではありえない話だったので、ある意味感慨深い。

さて、今回注目なのは、ユーログループの議長に「ポルトガル」出身者が選ばれたという点です。

 

というのも、このポルトガル。

 

数年前までは、財政状態が非常に悪かった国です。

 

当時、これら財政状態が悪い国は、PIGS(またはPIIGS)なんて呼ばれてましたね。Pがまさしくポルトガルです。あとアイルランド、イタリア、ギリシャ、スペインと続きます。

 

ポルトガルは、数年前までは、ユーログループに別の意味で「監視されていた」国です。

 

そんな国の財務相が、次期ユーログループの議長になるわけです。

 

これはいったい何を意味しているのでしょうか。

 

今、EUというのは数年前に比べ、状況は格段によくなっています。このポルトガルなんていい例です。財政健全化が功を奏したのです。

 

今回、ポルトガル財務相が選出されたことは、ある意味、「昔の財政状態が悪いイメージのEU」との決別、という見方を強調できるかと思います。

 

 

ユーログループ議長に選出されたセンテーノ氏とは。財政健全化を進めた男でもある。

センテーノ氏とは何者でしょうか。

 

上記時事通信によると、センテーノ氏はポルトガル銀行(中央銀行)のエコノミストなどを経て、2015年から現職を務めているとのこと。

 

  • センテーノ氏はポルトガル銀行(中央銀行)のエコノミストなどを経て、2015年から現職を務めている

 

このセンテーノ氏。

 

あの財政での問題児だったポルトガルの財政健全化に貢献した男としても知られています。

 

そういった面も、今回の選出に当然つながっています。

 

今、ユーロ圏は昔に比べ、状態は良くなりました(センテーノ氏の前の議長、デイセルブルム議長が選出された時は、ユーロ圏は非常に混乱している状態だった)。

 

ただ、今後何が起こるかも分かりません

 

特に何か起こった時、このユーログループの役割というのは、より重要になりますので、センテーノ氏の手腕はどうなのか、注目したいところです。

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