パナソニックがベンチャービジネスを買収。

 

パナソニックが、ドイツのITベンチャー、オープンシナジーを買収

日経新聞によると、パナソニックは9日、ドイツのITベンチャーのオープンシナジーを7月末に買収したと発表したとのこと。

  • パナソニックは9日、独IT(情報技術)ベンチャーのオープンシナジーを7月末に買収したと発表

 

というわけで、既に買収済みということですね。

 

 

パナソニックのオープンシナジー買収金額は

10日の毎日新聞によると、買収金額は非公表とのこと。

 

まぁ私の方でもチェックしましたが、ベンチャーなだけあってちょっと謎の多い会社ではあります。

 

 

なぜパナソニックはオープンシナジーを買収したのか

上記日経新聞によると、パナソニックは、カーナビゲーションや計器類向けの制御ソフトウエアに強みを持つ同社を取り込むことで、車載システムの開発を強化するとのこと。運転席まわりのシステムを共同開発し、2019年をめどに自動車メーカーに売り込むとのこと。

  • カーナビゲーションや計器類向けの制御ソフトウエアに強みを持つ同社を取り込む

  • 車載システムの開発を強化

  • 運転席まわりのシステムを共同開発し、2019年をめどに自動車メーカーに売り込む

 

要は自動運転システムに将来的につなげるということか?

 

どうもそんな感じですね。

 

それが以下。

 

 

交通事故ゼロを実現するためには、ブレーキなどの車両を制御する先進運転支援システムと運転者に安全運転を促す運転者支援システムが重要

パナソニックの公式見解によると、近年の社会からの要請である交通事故ゼロを実現するためには、

  • センサーで検知した車内外の情報に基づき、ブレーキなどの車両を制御する先進運転支援システム(ADAS)

に加え、

  • 運転者に安全運転を促す運転者支援システム

が重要、とのこと。

  • 近年の社会からの要請である交通事故ゼロを実現するためには、センサーで検知した車内外の情報に基づき、ブレーキなどの車両を制御する先進運転支援システム(ADAS)に加え、運転者に安全運転を促す運転者支援システムが重要

 

この実現のために、オープンシナジーの技術が必要ということでしょう。

 

 

オープンシナジー社が保有する技術は、複数の異なるオペレーティングシステムを1つのシステム上へ統合することができる

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上記パナソニックのオフィシャルの見解によると、オープンシナジー社が保有するソフトウェア技術は、複数の異なるオペレーティングシステムを1つのシステム上へ統合することができるとのこと。

 

これはつまり、マルチメディア機能と運転者支援機能とが統合された次世代コックピットシステムを実現することができるとのこと。

 

  • オープンシナジー社が保有するソフトウェア技術

  • 複数の異なるオペレーティングシステムを1つのシステム上へ統合することができ

  • マルチメディア機能と運転者支援機能とが統合された次世代コックピットシステムを実現することができます

 

ここまでいいですかね。もうちょっと柔らかく下記でまとめてみましょう。

 

 

要は、オープンシナジー社を買収することで、次世代コックピットシステムが実現できる。

そうです、これが結論です。

 

もう少し分かりやすくかけば、上記毎日新聞によると、現在の運転席のシステムは、

  • カーナビやオーディオといった機能

と、

  • 衝突回避などで運転を支援する機能で使用する基本ソフト(OS)

が異なると書いています。

 

そして、これを統合するのが、今回買収するオープンシナジーが持っている技術と考えればいいでしょう。

  • 運転席のシステムは、カーナビやオーディオといった機能と、衝突回避などで運転を支援する機能で使用する基本ソフト(OS)が異なる

 

オープンシナジー社についてもう少し

上記日経新聞によると、オープンシナジーは2007年設立で従業員80人程度とのこと。

 

  • オープンシナジーは2007年設立で従業員80人程度

 

ベンチャーですが、この技術融合がうまくいけば、パナソニックは自動運転システムで将来的に有利な存在になる可能性もでてきます

 

今後に要注目です。

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