この訴訟問題は長引く可能性。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が人工股関節「ピナクル」の不具合を隠していたとする訴訟で、J&Jに10億ドル(約1140億円)の賠償義務があると認定。J&Jはピナクルをめぐりなお9000件近くの訴訟を抱えている。
Bloombergによると、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が人工股関節「ピナクル」の不具合を隠していたとして患者が同社を訴えていた訴訟で、テキサス州ダラスの連邦地裁陪審は同社に10億ドル(約1140億円)余りの賠償義務があると認定したとのこと。
ピナクル関連の訴訟で同社2回目の敗訴となったとのこと。J&Jはピナクルをめぐりなお9000件近くの訴訟を抱えているとのこと。
米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が人工股関節「ピナクル」の不具合を隠していたとして患者が同社を訴えていた訴訟で、テキサス州ダラスの連邦地裁陪審は同社に10億ドル(約1140億円)余りの賠償義務があると認定した
ピナクル関連の訴訟で同社2回目の敗訴となった
J&Jはピナクルをめぐりなお9000件近くの訴訟を抱えている
J&Jの人口股関節「ピナクル」関連の訴訟。今回が3回目となります。1回目の時はJ&Jに支払い義務なしとされましたが、2回目(今年)で支払い義務が出ました。dallasnewsでは、その時、5億ドルの損害賠償支払い義務としています。
そして、なお約9000件近くの訴訟を抱えているわけです。今後この数字が増える可能性も十分あるでしょう。
長引きそうな人口股関節訴訟問題、陪審員はジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に早期解決を求めている
上記dallasnewsでは、今回、陪審員の声として、責任ある会社として、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がこの問題を早期解決すべきとしています。
しかし、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、否を認めない姿勢でいます。なぜか。
上記Bloombergによると、J&Jのデピュー部門は同製品の設計と試験を適切に行ったと広報担当ミンディ・ティンズリー氏が発表資料でコメント。J&Jとデピューは同資料で、控訴する強い根拠があると主張したとのこと。
J&Jのデピュー部門は同製品の設計と試験を適切に行ったと広報担当ミンディ・ティンズリー氏が発表資料でコメント
J&Jとデピューは同資料で、控訴する強い根拠があると主張した
なぜジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は10億ドル(約1140億円)の賠償支払い命令を受けたのか。人工股関節の不具合を起こすリスクの警告を怠ったか。
上記Bloombergによると、連邦地裁陪審は1日、ピナクルを製造するJ&Jのデピュー部門の関係者が同製品に欠陥があることを認識しながら、不具合を起こすリスクについて医師や患者への適切な警告を怠ったと判断とのこと。
裁判所への提出書類によると、評決では原告6人に対する実質的損害賠償3000万ドル余りと10億ドル超の懲罰的損害賠償が認められたとのこと。
連邦地裁陪審は1日、ピナクルを製造するJ&Jのデピュー部門の関係者が同製品に欠陥があることを認識しながら、不具合を起こすリスクについて医師や患者への適切な警告を怠ったと判断
裁判所への提出書類によると、評決では原告6人に対する実質的損害賠償3000万ドル余りと10億ドル超の懲罰的損害賠償が認められた