ルネサスの走行披露が楽しみだ。

 

ルネサスエレクトロニクスが運転手のいない完全自動運転のクルマを試作。自動運転に関わる幅広い半導体をルネサス1社で提案できることが強み。

日経新聞によると、ルネサスエレクトロニクスは運転手のいない完全自動運転のクルマを試作したとのこと。

 

「走る」「曲がる」「止まる」といった車体制御に必要となる周辺状況の把握のための主要な半導体を自社製品でまかなったとのこと。自動運転に関わる幅広い半導体を1社で提案できることを強みとし、完成車や部品メーカーからの受注獲得を狙うとのこと。

 

  • ルネサスエレクトロニクスは運転手のいない完全自動運転のクルマを試作した

  • 「走る」「曲がる」「止まる」といった車体制御に必要となる周辺状況の把握のための主要な半導体を自社製品でまかなった

  • 自動運転に関わる幅広い半導体を1社で提案できることを強みとし、完成車や部品メーカーからの受注獲得を狙う

 

ルネサスが運転手のいない完全自動運転のクルマを試作しました。ルネサスがこの分野にてシェアを伸ばすべく、かなり力を入れていることは有名です。

 

 

豆知識: ルネサスは「走る」「曲がる」「止まる」といった車体制御系に強い。ルネサスは完全自動運転のため、欧米のソフトウエア会社と制御用ソフトを開発している。ルネサスはまさに自動運転銘柄。

ルネサスは半導体の大御所。世界のトヨタが株主であると同時に顧客であり、また、そのほかにもでかい顧客を多く持っています。

 

上記で、「走る」「曲がる」「止まる」といった用語が登場しましたが、これはいわゆる車体制御の話。ルネサスの強みはまさにこの車体制御系であります(マイコンといいます)。

 

さらに、ルネサスはITにも敏感です。必要あれば、提携して共同開発もしています。

 

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上記日経新聞によると、今回の自動運転技術は半導体を自前でそろえ、欧米のソフトウエア会社と制御用ソフトを開発することで実現したとのこと。

 

今後もルネサスが主導し、外部のソフト会社と共同開発体制を構築していく方針とのこと。長い期間の安定稼働が欠かせない車載用半導体での実績を踏まえ、自動運転分野における米インテルや米クアルコムなどとの開発競争で先行する考えとのこと。

 

  • 今回の自動運転技術は半導体を自前でそろえ、欧米のソフトウエア会社と制御用ソフトを開発することで実現した

  • 今後もルネサスが主導し、外部のソフト会社と共同開発体制を構築していく方針

  • 長い期間の安定稼働が欠かせない車載用半導体での実績を踏まえ、自動運転分野における米インテルや米クアルコムなどとの開発競争で先行する考え

 

自動運転ではITがキーとなりますが、ルネサスは外部ソフト会社と共同開発する姿勢を明確にしています。今回も共同開発しています。なかなか頼もしいですね。

 

 

ルネサスは米国で完全自動運転による走行を披露へ

上記日経新聞によると、米国で5日に開幕する家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に出展し、信号や障害物を配置した1周300メートルほどのデモコースで完全自動運転による走行を披露するとのこと。

 

顧客企業の技術者を対象に試乗の機会も設け、自社の半導体の性能を体感してもらうとのこと。

 

  • 米国で5日に開幕する家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に出展し、信号や障害物を配置した1周300メートルほどのデモコースで完全自動運転による走行を披露する

  • 顧客企業の技術者を対象に試乗の機会も設け、自社の半導体の性能を体感してもらう

 

というわけで、この5日の発表会でこのルネサスの完全自動運転車がいったいどんなものなのかが明らかになるでしょう。

 

評判など、今後もいろいろ注目点が多くなりそうです。

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