やっと伊藤忠とCITICの資本提携の具体化が進むか。
伊藤忠商事が中国で病院経営に参入へ。中国中信集団(CITIC)グループと合弁会社を設立する。
日経新聞によると、伊藤忠商事は中国で病院経営に参入するとのこと。資本提携している中国最大の国有複合企業、中国中信集団(CITIC)グループと合弁会社を設立するとのこと。
伊藤忠とCITICグループのCITICメディカル(中信医療健康産業集団)が19日、事業化調査で合意したとのこと。
伊藤忠商事は中国で病院経営に参入
資本提携している中国最大の国有複合企業、中国中信集団(CITIC)グループと合弁会社を設立
伊藤忠とCITICグループのCITICメディカル(中信医療健康産業集団)が19日、事業化調査で合意
伊藤忠が中国で病院経営します。おもしろそうな話。まずは調査からですね。
いつ伊藤忠はCITICと合弁会社を設立して中国で病院経営を始めるのか
上記日経新聞によると、伊藤忠とCITICは半年間ほど収益性などを調べた後、合弁会社を設立するとのこと。
半年間ほど収益性などを調べた後、合弁会社を設立する
日本の大手企業が中国で病院経営に参画するのは初めて。最近商社は病院関連事業を海外で進めている。
上記日経新聞によると、日本の大手企業が中国で病院経営に参画するのは初めてとのこと。
日本の大手企業が中国で病院経営に参画するのは初めて
というわけで、中国で病院運営、日系大手初の試みとなります。ぜひ結果を残していただきたいところ。
ところで、今回の伊藤忠の動きにとどまらず、最近、商社さんは海外で病院関連事業に高い関心を持っています。
上記日経新聞によると、大手商社では、三井物産がマレーシアの病院運営大手、IHHヘルスケアなどアジアの病院関連事業に相次いで出資しているとのこと。三菱商事もフィリピンで病院開発に参画したとのこと。
大手商社では、三井物産がマレーシアの病院運営大手
IHHヘルスケアなどアジアの病院関連事業に相次いで出資
三菱商事もフィリピンで病院開発に参画した
ちゅーわけで伊藤忠は中国でするわけですが、CITICとの関係含め、ここは伊藤忠がせんで誰がすんのという話でもあるんですけどね。
伊藤忠の中国での病院経営における投資額は
上記日経新聞によると、伊藤忠側の投資額は総額で数百億円規模とみられるとのこと。
伊藤忠側の投資額は総額で数百億円規模
伊藤忠は合弁会社設立で出資します。
中国病院経営ではCITIC側は5割強を出資、伊藤忠が残りを出資か
上記日経新聞によると、CITIC側が5割強、伊藤忠が残りを出資する方向で協議しているとのこと。
CITIC側が5割強、伊藤忠が残りを出資する方向で協議
なぜ伊藤忠は中国で病院経営をするのか。中国の病院ビジネスの現状は。中国でも高齢化が進んでいる。
上記日経新聞によると、中国でも高齢化が進んでおり、今後、医療関連市場の拡大が見込まれるとのこと。経済産業省などによると、中国の医療支出は2012年に07年比で3倍に拡大したとのこと。
中国では経済成長に伴う所得増加で高度医療の需要が増しているが、治療拠点が不足しているとのこと。伊藤忠は日本の医療ノウハウを提供して成長市場を開拓するとのこと。
中国でも高齢化が進んでおり、今後、医療関連市場の拡大が見込まれる
経済産業省などによると、中国の医療支出は2012年に07年比で3倍に拡大した
中国では経済成長に伴う所得増加で高度医療の需要が増している
治療拠点が不足
伊藤忠は日本の医療ノウハウを提供して成長市場を開拓
中国で高齢化が進み、また所得増加による理由から、医療の重要性が増すというのは、想像がつくところではあります。日本の高度な技術も重宝されるでしょう。よって、大変おもしろい話といえます。
その一方、伊藤忠にとってのリスクの認識をしておく必要があるでしょう。
伊藤忠にとっての中国病院経営のリスクは。中国での病院設立は事業環境が不透明。
いくら日系大手初といっても、リスクの面もしっかり把握しておく必要があります。
上記日経新聞によると、中国では病院の民営化が進んできており、14年に北京市や上海市などの一部地域で外資による病院設立を解禁したとのこと。しかし、事業環境が不透明なため、参入企業はまだ数社にとどまっているとのこと。
病院の民営化
14年に北京市や上海市などの一部地域で外資による病院設立を解禁
事業環境が不透明なため、参入企業はまだ数社にとどまっている
事業環境が不透明というのがリスク。だからまだあまり参入していない。各社、いろいろ考えているんでしょう。
リスクも考慮にいれたうえ、伊藤忠のパートナーがCITICグループというのと、あと合弁会社の出資比率も半分以上ではないことから、伊藤忠にとってはこれがベストなやり方なんでしょう。
CITICグループと伊藤忠が提携の具体化へと踏み出したか
伊藤忠と上CITICグループ。提携関係にあります。上記日経新聞によると、伊藤忠は15年、アジア市場の開拓を強化するため、約6千億円を投じてCITICと資本提携したとのこと。
伊藤忠は15年、アジア市場の開拓を強化するため、約6千億円を投じてCITICと資本提携した
このときは市場を驚かせましたね。しかし、その後、あまり具体的な行動が見られませんでした。景気がはっきりしないという面もあったのでしょうが、早く何か具体的にやってくれよと思っていた人は多かったのではないかと思います。
今回の病院経営により、伊藤忠とCITICグループの資本提携の具体化がスピーディーに進んでいくか、この辺りも今後注目点となります。