ドイツの電車内で、斧を持ち暴れる男が乗客を襲撃。

 

 

斧を持った男が乗客を襲撃。ヴュルツブルク近郊。電車内。

Tagesspiegel (ドイツ語)によると、斧を持った男が乗客を襲撃したとのこと。Spiegelonline (ドイツ語)によると、電車は、Treuchtlingen (トリューシュトリンゲン)から、Würzburg(ヴュルツブルク)行の電車内での犯行とのこと。バイエルン州です。

 

私も昔ミュンヘン近郊に住んでいたときは、ヴュルツブルク近郊で電車に何度も乗ったことがあります。非常に恐ろしい話です。

 

 

被害者について

被害者の状況 [更新]

上記Tagesspiegelによると、襲撃された人のうち、3名は重傷とのこと。1名は軽傷のこと。BBC(英語)の更新では、負傷者は5名、うち2名が生死をさまよう重傷とのこと。

 

[更新] 負傷者のうち、4名は香港人。家族ぐるみ。

BBC(英語)によると、負傷者のうち4名は香港人とのこと。男性(62)、その妻(58)、彼らの娘(28)、その娘のボーイフレンド(27)。17歳の息子もいたが、けがはなかった模様。

 

というわけで、17歳の息子はあまりにもショックでしょう。両親とお姉さんが斧で襲撃されてるわけです。というか、娘のボーイフレンド含め、関係者がすべてが襲われているわけです。精神的なケアの方をしていただきたく思います

 

 

犯人について

[更新] 犯人の名前はMuhammad Riyadh (ムハンマド・リヤド)

各種欧米報道機関によると、犯人の名前はMuhammad Riyadh (ムハンマド・リヤド)とのこと。

 

犯人のムハンマド・リヤドは警察に射殺された

上記Tagesspiegelよると、犯人は警察に射殺されたとのこと。

 

 

[更新] 犯人のムハンマド・リヤドは17歳のアフガニスタン国籍

上記Tagesspiegelの更新では、犯人は17歳のアフガニスタン人だとしています。なぜ犯行に及んだかは不明とのこと。なお、犯人は両親なしでドイツへやってきて、ヴュルツブルク近くに住んでいたとのこと。つまり、アフガニスタンからの難民ということでしょうか。

 

これはドイツ内でいろいろ議論を呼び起こしそうな感じです。

 

 

[更新] イスラム過激派か?!イスラム国との関わりは。

上記Tagesspiegelの更新では、犯人であるムハンマド・リヤドは、犯行時、

アッラーフ・アクバルと(アッラーアクバルやアラーアクバルともいわれる)

と叫んでいたようです。ただ、これは再度よく確認される必要があるとは書かれてはあります。

 

この言葉、最近よくでてくる用語ですが、これはイスラム教の祈りの言葉ですが、意味はアッラーフ(神)は偉大なりという意味です。

 

 

[更新] イスラム国(IS)、犯行声明を出す。部屋には手で描いたイスラム国(IS)の旗も見つかる

bz-berlin (ドイツ語) によると、イスラム国(IS)系メディアのアマク通信が報じたところ、今回の犯人は、イスラム国(IS)の戦闘員の一人だと述べたとしています。イスラム国が犯行声明を出した形になります。

 

また、犯人の部屋には、手で描いた、イスラム国の旗が見つかったとのこと。

 

[更新] 犯行の動機か。犯人であるムハンマド・リヤドは、アフガニスタンで殺害された友人のリベンジをしたかった。

BBC(英語)によると、犯人は、アフガニスタンで殺害された友人のリベンジをしたかったとのこと。ビデオを撮影し、自らをイスラム国(IS)の兵士と名乗り、死を覚悟で行うと言っていたとのこと。ただ、この17歳の少年がイスラム国(IS)と直接コンタクトを取っていたとの証拠はまだ見つかっていないとのこと。

 

 

結局これもイスラム国(IS)に感化されてしまった若者ということなのでしょうか。ドイツでは激しい議論が始まることが予想されます。

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