人を検知というなかなか興味深いシステム。

 

今回は、フジクラがIoTを応用した会議室管理サービスに参入するという話。人を感知して利用状況などが確認できるという、なかなか興味深い話。

 

ちなみに「フジクラ」は、通信ケーブルとか製造する大手上場企業です。

 

ゴルフ好きの私は、この名前を聞くたびに、ついつい、ゴルフのシャフト会社を瞬時に思い出してしまいます。

 

ただ、あちらは「藤倉ゴム工業」。別の会社ですね。

 

ちなみに両社は関係があり、藤倉ゴム工業の筆頭株主は今回話題の「フジクラ」。規模としては、「フジクラ」の方がまったくもって大きいです。

 

 

フジクラがIoTを応用した会議室管理システムの開発を始める。フジクラの会議室管理システムでは、会議室内の人を感知、利用状況を見える化するのが特徴。

20日の日経新聞によると、フジクラは「IoT」を応用した会議室管理システムの開発を始めたとのこと。

 

会議室内に人がいるかを感知し、利用状況を「見える化」するのが特徴とのこと。同社の本社内で試験運用しており、数年内の実用化をめざすとのこと。

 

  • フジクラはあらゆるモノがネットにつながる「IoT」を応用した会議室管理システムの開発を始めた

  • 会議室内に人がいるかを感知し、利用状況を「見える化」するのが特徴

  • 同社の本社内で試験運用しており、数年内の実用化をめざす

 

 

会議の多い日本で空予約は大変なロスとなる。最近、会議室管理サービスが増えているが、会議室入口にタブレットが置かれるケースなどが多い。フジクラの会議室管理システムは、人を検知するというのが特長的。

会議室管理サービスが最近では登場してきています。

 

私が個人的にたまに聞く話では、内田洋業のSmartRoomsというシステムの例があります。これは、会議室の入り口にタブレットを置き、入室管理などをするというものです。入室時、退室時にボタンを押したりするわけです。これで、会議室が空いてるのかなど、状況が確認できます。

 

このように、入り口にタブレットなどを置いて管理するというのはたまに聞きます。入室時にボタンをぽちっと押して、退出時にボタンをぽちっと押すというのは、部屋の鍵を開けて、鍵を閉める感覚に近いものがあります。

 

ただ、今回フジクラのサービスはちょっと興味深いものになっており、ボタンをぽちっと押さなくても、中に人がいるかどうかを検知してしまうというものです。

 

上記日経新聞によると、フジクラは直射日光がなくても発電できる太陽電池を搭載したセンサーを開発したとのこと。人の動きや部屋の明るさなどを同時に感知するセンサーを部屋ごとに1つずつ設置し、集積した情報を無線通信を介して社内サーバーで管理するとのこと。

 

パソコン上で会議室の使用状況を一目で確認できるとのこと。NTTドコモなど通信会社も同様のサービスを開発しており、成長が見込まれるとのこと。フジクラは今後、予約者が会議室を使用しないまま一定時間経過した場合に自動で予約をキャンセルするなど、より効率的なシステムの開発をめざす方針とのこと。

 

  • フジクラは直射日光がなくても発電できる太陽電池を搭載したセンサーを開発した

  • 人の動きや部屋の明るさなどを同時に感知するセンサーを部屋ごとに1つずつ設置し、集積した情報を無線通信を介して社内サーバーで管理する

  • パソコン上で会議室の使用状況を一目で確認できる

  • NTTドコモなど通信会社も同様のサービスを開発しており、成長が見込まれる

  • フジクラは今後、予約者が会議室を使用しないまま一定時間経過した場合に自動で予約をキャンセルするなど、より効率的なシステムの開発をめざす方針

 

というわけで、精度が高いと仮定すると、これだと完全に自動管理に近いものになってきます。手動での入室、退室のぽちっというのがなくなるようなものです。なかなかおもしろいですね。

 

会議の多い日本、空予約も多いのが現状で、空予約がなくなれば無駄も減るというものです。

 

緊急時のミーティングでも、空いている部屋を瞬時に把握し、予約ができるようになれば便利でしょう。

 

お客さんが早く到着したとしても、前の会議が早めに終わっていたとすぐ分かれば、早めに案内だってできます。

 

どのような会議室管理システムがメジャーになるにせよ、効率の観点から、今後はこの手のシステムの導入は続くと考えられます。

 

そして、自動予約キャンセルの開発、これはフジクラにとってはマストでしょう。

 

というのも、本来あるべきはず会議がなかった部屋、こういった部屋では、けっこうまとまった時間を確保でき、利用価値が高いといえますから。

 

フジクラの会議室管理システムに要注目です。

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