日ルーマニア首脳会談終了。
本日は、安倍首相が欧州歴訪最後にルーマニアを訪問したという話。
安倍首相がルーマニアのブカレストでヨハニス大統領と会談、インフラ等、経済協力強化の考え示す
17日の時事通信によると、安倍晋三首相は16日、ルーマニアのヨハニス大統領とブカレストの大統領府で会談したとのこと。
同国は人口約2000万人と、首相の今回の歴訪国の中では市場規模が最大で、日本企業の関心も高まっているとのこと。
ヨハニス氏は「より多くの投資を促し、それによって貿易交流が増えると思う」と期待を示し、首相は同国のインフラ整備を支援していく考えを示したとのこと。
安倍晋三首相は16日、ルーマニアのヨハニス大統領とブカレストの大統領府で会談した
同国は人口約2000万人と、首相の今回の歴訪国の中では市場規模が最大で、日本企業の関心も高まっている
ヨハニス氏は「より多くの投資を促し、それによって貿易交流が増えると思う」と期待を示し、首相は同国のインフラ整備を支援していく考えを示した
安倍首相ルーマニア訪問、とりあえず経済協力ならやはりインフラ
ルーマニアはまさに新興国。
実に交通が不便です。
路面電車も、古くてもうどうにもならないような電車が走っています。
渋滞などもひどく、とりあえずどこに行くにも不便。
やはり、日本の強みであるインフラを売り込むのが一番手っ取り早いでしょう。
安倍首相のルーマニア訪問とヨハニス大統領との首脳会談、トゥドセ首相の突然の不信任を受けての辞意表明が、ルーマニアの未熟さを物語っている
そんなことより、今回言及したいのは、直前のトゥドセ首相の辞任劇です。
日本の首相である安倍首相がわざわざルーマニアに訪問、首脳会談があるとかいう中での、辞任劇。
まさにありえない展開。
まぁいろいろ事情があるわけですが、そういうのはおいておいて、ここからはっきりいえること。
それは、ルーマニアが未熟な国ということです。
この国はまだまだ発展途上国。
そして、政治家の質も発展途上であり、これはある意味リスク。
こういうドタバタ劇見てても思いますが、ルーマニアが発展途上国と呼ばれなくなる日までには相当長い時間がかかります。
イージス・アショアの運用はルーマニアの取り組み参考にできるか。ただ、北朝鮮関連でルーマニアにできることは正直いってあまりない。
上記時事通信によると、ルーマニアは北大西洋条約機構(NATO)に加盟し、米軍の陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を運用しているとのこと。
日本も同システムの導入を予定しており、ルーマニアの取り組みを参考にしたい考えとのこと。首相は北朝鮮に対する圧力強化を呼び掛けたとのこと。
ルーマニアは北大西洋条約機構(NATO)に加盟し、米軍の陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を運用している
日本も同システムの導入を予定しており、ルーマニアの取り組みを参考にしたい考え
首相は北朝鮮に対する圧力強化を呼び掛けた
まず北朝鮮に関してですが、日本にとって重要な話題な問題なだけに、これについてはしっかり言及し、理解を得る必要はあったことでしょう。
これ自体は当然の姿勢です。
ただ、現実的には、北朝鮮に関してルーマニアにできることなんてほとんどないです。そもそも、ルーマニアにはそこまで力ないですから。
一方、イージス・アショアに関する情報交換ならできるでしょう。
こちらは、導入当時、ルーマニアでも話題になりましたので。
今後の日ルーマニアの関係にも要注目です。