世界のトヨタ、ウーバーに出資検討。
ウーバーはもう今年になってそこらじゅうで耳にする名前かと思います。時代の波にのる企業、それがウーバーなわけですが、いちようまずはウーバーのおさらいを簡単にしておきましょう。
ウーバーってのは一言でいうと、アメリカの自動車配車ウェブサイトとアプリを運営している会社です。これの何がすごいのかっていうと、タクシー会社でない個人が参戦でき、例えば同じ方面に行くからということで、ちょっと気軽に誰かをのせてお金を頂戴することができるところです。そして、お客さんも運転手も両方とも評価される仕組みになっており、評価が高い低いが分かるってのもいいと思います。
ただ、日本では、白タクと同じということで、このような画期的なアイデアも、禁止されてしまいました。残念ですね。
そんな話題多きウーバーですが、我らが世界のトヨタが24日、ウーバーへの戦略提携への出資を検討中という記事がでました。まだ決定で具体的にこうだという段階ではないようですが、日経新聞の方でビジネスモデルを少し解説してあり、これがおもしろいので紹介します。
実際の出資額は未定としている。具体的な協業内容としては、ウーバーのドライバーにTFSが車両をリースし、ドライバーが得た収入からリース料を支払う仕組みを構築する。すでに米ゼネラル・モーターズ(GM)がウーバーの競合企業である米配車アプリ大手のリフトと提携するなど、自動車メーカーと新興の配車サービス企業は急速に関係を深めている。
25日の日経新聞より
ポイントを整理しておくと、
- 出資額はまだ未定
- トヨタファイナンスが車をリースして、リース料をもらう仕組みを作る
となります。
トヨタ応援団の私としては、さすがトヨタ、常に先を見ているなといった印象を持ちます。ビジネスモデルもおもしろいですよね。でも、トヨタさんがこれ始めたら、他の企業はどうなるんでしょうか。他の企業の動き、そして出資額など、今後に注目です。