16日、上海ディズニーランドがオープン、遂に初日。

 

上海ディズニーランドが16日オープンします。我々は東京ディズニーランドという素晴らしい空間があるので、なかなか上海ディズニーランドへ行く機会はないと思います。それでも、中国に滞在している方や、上海を訪れる方、また超絶的なディズニーファンなら訪れる方もけっこういるでしょう。当然、中国でもディズニーは大人気。ディズニーブランドなら人気がでるのは間違いないでしょう。しかしながら、問題点も満載。いろいろ探ってみましょう。

 

広さ、規模は?おもしろい数字の見方。

建設された場所は、中国の上海。土地の広さはというと、

ホテルや商業エリアを含めて上海郊外の広さ390ヘクタールの土地

6月15日のNHK news webの記事より

 

これは広い。これだけ見れば、日本の東京リゾートより全然でかい気がします。ただ、いろいろ記事を読んでいてもけっこう紛らわしい時があるので注意してほしい点が一つ。それは、

ディズニーリゾートの面積を比較する時、一体どこの面積で比較しているか

という点です。

 

テーマパークそのもので考えるとき、

上海ディズニーランドのパーク部分の広さは116ヘクタール

東京新聞1月14日の記事より

 

なんで、よくいわれている東京ディズニーリゾートの100ヘクタールとそんなに変わらない。

 

しかし、総面積、つまりパーク外が広いので、パーク外はゆったりできそうですね。逆に言えば、パーク内に入れば人だかりでしょう。

 

建設の規模

上記NHK web newsの記事より引用すると、

およそ340億人民元(5500億円近く)をかけて建設された

 

うお、これはえらいお金をかけてますね。これだけの規模だと、けっこういいものが入ってるんでしょうか。

 

ユニークな見どころ

特にユニークに思われる見どころ、それは、中国らしさを強調していること。中国ミッキー?(笑)いや、そうではないようです。上記のNHKの記事からまとめてみると、

  • 中国古来の伝統的な建物が造られている

  • 雑技団の団員がキャラクターを演じる曲芸を取り入れたショー

この2つ。なるほど、中が中国風のディズニーですか。ショーする人たちも中国芸覚えるのに大変だ。

 

CEOの中国風ディズニーへの裏付け

なお、上記NHKでは、これを裏付けるものとして、米ウォルト・ディズニー社のボブ・アイガーCEOのコメントを引用しています。それがこれ。

「普通のディズニーランドではなく、中国向けのディズニーランドを造った。ことばやデザイン、食事など中国らしさを大切にした」

CEOお墨付きの中国風ディズニーランドということですね。おもしろそうでいいんじゃないですか。

 

CEOの今後の展望

なお、上記東京新聞では、CEOの今後の展望を示唆する発言が引用されています。

土地は十分にあり(規模を)拡大していく

まぁ成功したら拡大していくということでしょう。中国は土地はありますからね。

 

偽商品販売、チケット転売という大きな問題

さて、話題満載なこの上海ディズニーですが、いろいろ問題点が上がってます。特に6月15日の毎日新聞の記事からまとめると、気になる問題点として、

  • 偽商品販売

  • チケット転売

がやはり気になります。なお、中国当局は取り締まりをけっこうしているということですが、どうでしょうか。オープン当初はしっかりしているけれど、後になってぐだぐだになってきてほしくはないですよね。

 

中国人客のマナーという問題点

これはサーチナさんが懸念要因として書いていることですが、どうも利用客のマナーが懸念な点のようです。以下私が引用してまとめると、

  • プレオープン期間中に訪れた中国人客が園内にいたずら書きを行った

  • 子どもが小便をした

  • トイレ内に設置されたハンドドライヤーで足を乾かす人が続出した

6月7日のサーチナの記事よりまとめた

 

ディズニーランドにいたずらは勘弁してほしいですね。中国が豊かになるにつれ、こういったものは減っていくと考えられているのですが、まだ減っていないのでしょうか?

 

そんなわけで、いろいろ話題を提供してくれるディズニーですが、上海ディズニーの行方も楽しみですね。

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