ロシア選手、ピンチすぎる。
ロシア陸連がリオ五輪に出られないというニュースはつい先日でました。ここで、なんと、もしかしたらロシア選手団全体が五輪への参加不可を議論する可能性についての報道がでました。これはロシア人オリンピック選手にとっては死活問題です。日経新聞によれば、この可能性について報じているのがドイツのシュピーゲル紙。あぁ、あのシュピーゲルですか。しばらく読んでないから、いい機会だから読んでみます。とりあえず以下、まとめて考察していきます。
21日の五輪サミットで、ロシア選手団全体の排除することを議論する可能性
6月19日の日経新聞の記事によれば、ドイツのシュピーゲル紙が、
国際オリンピック委員会(IOC)がスイスのローザンヌでスポーツ関係者を集めて21日に開く会議「五輪サミット」で、組織的ドーピングが発覚したロシア陸上チームだけでなく、ロシア選手団全体をリオデジャネイロ五輪から排除することを議論する可能性があると伝えた。
とのこと。これはきつい。
誰が言っているのか
上記日経新聞によれば、
五輪サミットに出席する複数の関係者の話
けっこうすごいところから情報とってきてますね。いちよう匿名だけれども、複数ってとこがポイントですね。
21日の五輪サミットでは何が話し合われるか
上記日経新聞によれば、
関係者はシュピーゲルに対し、ロシア・オリンピック委員会全体の除外や、陸上以外の他競技への参加禁止の拡大がサミットの主要議題になると話した。
となっていますが、一方で、
サミットの議題はIOCのバッハ会長の決定事項で、バッハ氏が事前にロシアのプーチン大統領と協議するとみられるとの関係者の見方も伝えた。
つまり、どうもプーチン大統領とバッハ会長の事前の協議がキーとなりそうですね。
せっかくだからシュピーゲル紙もざっと読んでみた
シュピーゲル紙を見ても、すぐ見つからなかったですが、あったあった。今回はこちらのシュピーゲル紙の記事のことですね(ドイツ語)。
まぁいろいろ書いてあるんですが、いちよう付け足すこととしては、
プーチン大統領とIOCバッハ会長は友好的関係にある
とありますね。ということは。やっぱり一番の見どころは、事前協議。そしてこれが重要となりそうです。ここでプーチン大統領は全力でIOCのバッハ会長へと説得にかかってくるでしょう。
さて、ロシア全員といかなくても、陸上以外の他の競技でも参加できない可能性はありますね。これは痛すぎますね。私もそんなに仲のいい人でもないんですが、いちようちょっとした知り合いにロシア人のアスリートがいますが、この人も出られない可能性があるってことですからね。
これはまじめにやってる選手にはつらいでしょう。組織的にそれほどむちゃくちゃなんですかね。事前協議、21日のミーティングに要注目です。