激論、アーミッシュ。

 

今回は、アーミッシュとは何ぞや、そして、同時に、2006年に起こった銃乱射事件を振り返りたく思います。

 

 

アーミッシュとは

アーミッシュというのは、宗教集団で、自給自足をしている人たちのことです。例えば、ペンシルベニア州にはけっこうな数のアーミッシュがいるといわれています。アーミッシュの人々は、自動車はもちろんのこと、電気、電話も使わないといわれています。近代化の逆の流れにいくようですが、実は、近年増加傾向にあります。

 

 

アーミッシュ関連事件: 2006年のアーミッシュ学校乱射事件

アーミッシュの関連事件では、2006年に起こった事件があります。これは、ペンシルベニア州のアーミッシュ学校で起こりました。牛乳配達員であった、犯人であるチャールズ・カール・ロバーツがアーミッシュの子供たちを人質に取り、5名を殺害してしまうという悲惨な事件でした。その後、犯人は自ら命を落としました。

 

 

自己犠牲で年下の子をかばった13歳の少女

ここでよくあげられるのが、年下の子をかばった13歳の少女の話。私を撃って、他の子は解放して、と言ったと、当時いろいろ騒がれていました。

 

 

アーミッシュの人々は、犯人を赦し、犯人の葬儀へも参加

アーミッシュの人々は、この凶悪犯にも同情の念を示し、多くのアーミッシュの人々が犯人の葬儀へと参加したといわれています。

 

これは、全米ではいろいろな議論を巻き起こしましたが、アーミッシュの自己犠牲という側面を示しているともいわれています。

 

上記の他の少女をかばった少女も、自己犠牲とみることができるかもしれません。自己犠牲は、アーミッシュにとって赦しは習慣の一部であるともいわれています。

 

宗教的な話にもなってきますし、いろいろ論争を巻き起こしたので、実に複雑かつ難しい話題であるといえます。

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