女性と高齢者、就業者全体の半分以上に。

 

なんと女性と高齢者の割合が、過半数になったという記事がでました。大変興味深いもので、一体なぜだろうか。我々の未来も少し見えてくるような気がします。以下、6月29日の日経新聞の記事をまとめ、考察していきます。

 

 

就業者全体に占める女性と65歳以上の高齢者の割合が初めて5割を超えた

上記日経新聞によれば、就業者全体に占める女性と65歳以上の高齢者の割合が5割を超えたとのこと。初めてです。

働く女性とシニア層を合計すると、全就業者に占める割合は5年前の48.9%から51.7%に上昇し初めて半数を超えた。

 

一気にけっこう増えましたね。なぜでしょうか。

 

 

働く女性と働く高齢者の割合が増えた理由

上記日経新聞をまとめると、以下の2つの理由に集約できます。

  1. 就業者の男性割合が高い60代が退職期を迎え男性全体の就業者が減った

  2. 人手が必要な業種が製造業から介護などサービス産業に移りつつあることが要因

 

つまり。

1に関していえば、そもそも男の割合が高い年代の人たちが退職していったから、男性の割合が減ったというもの。

2に関していえば、男性を必要とする製造業以上に女性も活躍できる介護やサービス産業が大きくなってきている

といことですね。

 

労働力人口そのものは減っている

少子高齢化のあおりを受け、労働力人口そのものは減っています。上記日経新聞では、

労働力人口は6075万人と前回の10年調査と比べ295万人減少し、6千万人割れが目前に迫る

 

ということで、6千万人割れもそのうちきそうですね。ベビーブームがこなかったわけですし、この辺の対策は早くしてほしいところ。近いうちにもう一度ガチなベビーブームを作る必要があります。

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