不適切会計ニュース。
さて、住友電設から不適切会計ニュースが発表されました。今回は現在わかっていることと、あと住友電設に関してコメントしたいと思います。
住友電設とは
まず、住友電設というのは、ビル、工場の内線工事を主力事業としている会社です。海外事業を多くしていて、今回の不正も海外からの話です。ライバル会社としては、そうですね、例えば大きいところだと、トーエネク (1946)が思い浮かびますね。
住友電設からのオフィシャルのニュースから、重要事項をまとめてみます。
不正の時期
今年の5月下旬、つまり、つい最近ですね。
不正があった会社
住友電設のインドネシアにある子会社、P.T.タイヨー シナール ラヤ テクニク
不正の内容など
さて、住友電設によると、以下が不正会計の内容となっています。
工事進行基準案件における工事原価総額の過少見積 もり等の不適切な会計処理により、工事収益の過大計上及び工事損失が適時に計上されていない等 の事象が判明致しました。
あと、こちらも重要なので、抜粋します。
現時点までの調査では、過年度からの累積的影響額が営業損益ベースで▲15 億円程度と推定して おります。ただし、この見込みはあくまで現時点におけるもの
あとこれも。
なお当社単体決算には影響がございません。
住友電設の6月2日のオフィシャルのニュース、子会社における不適切な会計処理、より。住友電設からオフィシャルのニュースのPDFとなります。
工事進行基準に関わるものって、なかなかクラシカルな話だなぁと思います。まぁ住友電設によると、まだ具体的によくわからくて、調査中、という話であります。だからこれに関しては現時点でコメントしにくいです。監査法人はどこでしょうか。決算書見てみたら、あずさ監査法人ですね。
連結で影響
[更新] 住友電設の決算訂正がでました。住友電機への影響は書かれていませんが、住友電機から見れば営業損益ベースで1%に満たない話。15億円という数字は、住友電設の営業利益は95億円。これは約16%にもなってしまうので、ここへの影響はかなりあります。
[追記] 有報期限延長へ
6月30日の日経新聞の記事によると、
住友電設は29日、2016年3月期の有価証券報告書の提出期限の延長申請が承認されたと発表した。提出期限は7月29日までで、約1カ月延びる。
というわけで、調査結果等は近いうちにでてきそうな感じです。