資生堂があのD&Gと世界独占ライセンス契約をしてきよった。
資生堂。我らが美容の雄。実は、私は資生堂のファンです。なぜか。2年ぐらい前になるでしょうか。私は資生堂のあるお偉いさん(男性)の方とプライベートでたまたまご一緒させていただく機会がありました。ちなみにこの方は、小さなプレゼントを私にしてくれました。ただのプレゼントというよりも、小さなものではありましたが、プレゼントの仕方など、私にとっては大変なサプライズとなりまして、大変感動しました。実はその日から資生堂ファンになりました。元気にしてますでしょうか。さて、本題へ行きましょう。以下、資生堂からのオフィシャル公式のニュース、
DOLCE&GABBANA S.R.L.とのライセンス契約締結のお知らせ
を中心にまとめ、考察していきます。
資生堂、伊D&Gとライセンス契約
上記資生堂のお知らせによると、資生堂は、D&G社と、
フレグランス、メーキャップ、スキンケア商品の開発、生産および販売に関する独占グローバルラ イセンス契約を締結
というわけで、資生堂がD&Gと独占グローバルライセンス契約を締結してきました。
D&Gとは
DOLCE&GABBANA(D&G)。 日本語ではドルチェ&ガッバーナといいます。ただ、巷ではドルガバで通じます。さて、上記資生堂のお知らせから、この会社はどんな会社なのかなど、いろいろ探ってみましょう。
DOLCE&GABBANA S.R.L.(ドルチェ&ガッバーナ、本社所在地:イタリア・ミラノ、以下 D&G 社)
イタリアのラグジュアリーファッションブランドを展開
ブランドは1985年にDomenico Dolce(ドメニコ ドルチェ)とStepfano Gabbana(ステファノ ガッバーナ)の二人によってミラノでスタート
ラグジュアリーファッション市場 で国際的に高いプレゼンス
文化的ルーツと際立った個性
ファッションお よびビューティー業界において強い影響力を持つブランドの一つ
今回のライセンス契約にか かわるフレグランスおよび化粧品の売上は、2015年で約4億ユーロ
まぁドルガバは世界的に有名なファッションブランドなんで、聞いたことある人も多いでしょう。フレグランスと化粧品の売り上げが4億ユーロもあるんですね。日本円で450億超ぐらいでしょうか。
ライセンス開始時期
上記資生堂のお知らせによると、
2016 年 10 月 1 日に 開始
10月なんてすぐですね。
ライセンス契約締結の目的
さて、今回なんで資生堂はD&G社とライセンス契約締結したのでしょうか。また、資生堂にとってのメリットとは何でしょうか。上記資生堂のお知らせではいろいろ書かれてありますが、まとめると、
グローバル での成長をさらに加速
フレグランスカテゴリーを強化
センター・オブ・エクセレンスとしての機能
ドルチェ&ガッバーナ(D&G)の主力はフレグランスですから、資生堂もフレグランス強化にはいいでしょうね。
ところでセンターオブエクセレンスって何でしょうか。
上記資生堂のお知らせでは、
各カテゴリーにとってグローバ ルに影響力を持つ最先端のエリアで情報収集・戦略立案・商品開発などをリード
というわけで、フラングレンスはヨーロッパ(EMEA地域)中心に、みたいなイメージでいいんでないでしょうか。なお、センター・オブ・エクセレンスは世界に通用するブランド育成のための構想。育つといいですね。
D&G社にとってのメリットは?
上記資生堂のお知らせから読み取れるのは、
今後、資生堂グループの高い 技術力、商品開発力を活用し、フレグランスに加えてメーキャップやスキンケアを含めた商品ライン を強化
資生堂グループの世界的な販売ネットワークを活用
いやー、ドルチェ&ガッバーナ(D&G)に資生堂のメーキャップやスキンケアの技術が入る。これはなんかわくわくしてきますね。あとグローバルに販売展開するってことで、いいんじゃないですか、ドルガバにとっても。
支払額など
日経新聞ではライセンスなどの支払額は不公開、としています。
2016年12月の業績への影響
上記資生堂のお知らせでは、
軽微と見込んでいます
まぁそれはそうですよ。10月からスタートですから。10月が楽しみですね。