最近このようなモラルのない話が多くて困ります。今度はあのマツダの子会社の自動車ディーラーです。以下、日経新聞の記事を中心にまとめ、考察していきます。

 

 

事件概要

マツダ子会社のディーラーが架空請求を繰り返していたというもの。しかも過去10年以上。6日に発表しました。

 

 

架空請求していた会社名と店舗名

上記日経新聞によれば、関西マツダのナンバ店(大阪市)。マツダ子会社の自動車ディーラーです。

 

関西マツダによると、不正があったのは同社のナンバ店(大阪市)

 

架空請求の額、期間と規模

上記日経新聞によれば、過去10年以上という長期にわたる架空請求。総額1100万円以上。

 

  • 取引先のリース会社に過去10年以上にわたり、車両整備料金を約2千件、総額1100万円超架空請求していた
  • 2004年6月から15年12月までの間

 

私が気になるのはやっぱりこの10年以上という長期にわたってることですよ。もう少し読み進めてみます。

 

 

関西マツダの架空請求の内容

上記日経新聞によれば、リース会社2社にパンク修理代金などを架空請求。要はなかったものをあったかのように見せかけて請求したってことです。とんでもないでしょう。

 

  • リース会社2社に対し、パンク修理代金などを架空に計上し、水増しして請求していたという。

 

いやー、パンク修理代金とかちょっと気づきにくいところをつくのがまたいやらしい。10年間以上、こそこそ、ちまちまと不正を繰り返してきたんでしょうか。ちなみにマツダの監査法人はあずさ監査法人。ただ、今回の場合、架空請求の一回当たりの金額などよくわからないのではっきりとはいえませんが、おそらく、かなりチマチマ、コソコソとやっていたような架空請求でしょう。マツダの内部監査が気づかなければならない。あとリース会社は10年以上騙されてやっと気づいたわけですが、長年の付き合いで関係も深く長く、まさかそんな不正されてるなんて想像できなかったのかもしれません。

 

不正に関わった関西マツダの人物

上記日経新聞によれば、3名も関わっていたようです。法人担当の責任者が含まれていますから、体質がやばいでしょう。

不正に関わったのは、ナンバ店の法人担当の男性責任者ら3人。

 

どうして不正に気付いたか

上記日経新聞によれば、怪しいと思ったリース会社からの問い合わせで気づいたとのこと。

 

昨年10月、請求内容に疑問を持ったリース会社から問い合わせを受け、社内調査を行い発覚した。被害額は全て弁済した。

 

関西マツダの従業員が不正した理由

上記日経新聞によれば、売り上げ目標の達成と高評価が目的。

 

 売り上げ目標を達成し、高評価を得るのが目的だったという。近畿運輸局は今月1日付で関西マツダを文書で警告した。

 

売り上げ目標の達成と高評価って。正確にはおそらく、目標達成後のボーナス(報奨金)とかでしょう。

 

あと、念のためきっちり確認しておくべきは、この売り上げ目標の点でしょう。上からのプレッシャーが関わっていた可能性があるのか、それとも、この3名は目標達成後のボーナス(報奨金)など目当てでやってたのか。

 

 

関西マツダ、東堂一義社長の言葉

上記日経新聞によれば、

「ご迷惑をお掛けし申し訳ない。社員教育など再発防止策を徹底し、信頼回復に努めたい」

 

と語ったとのこと。こういう話は勘弁してほしいところ。関西マツダは一度こういった話が他にないか、徹底的にまず調べたほうがいいですね。顧客の信頼回復に努めてください。それではまた!

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