車の未来が見えてくる。
ホンダとソフトバンクが手を組み、AIの運転支援システムの共同開発をするというニュースがでました。大変頼もしいこのニュース、7月15日の日経新聞の記事をまとめ、考察していきます。
ホンダとソフトバンク、人工知能(AI)を使った自動車運転システム共同開発へ
上記日経新聞によれば、ホンダとソフトバンクが、AIを使った自動車の運転支援システムを共同開発するとのこと。
- ホンダとソフトバンクは人工知能(AI)を使った自動車の運転支援システムを共同開発
これは頼もしい。私はトヨタファンですが、まぁなんとも頼もしいニュースで具体的な内容を知りたいので、読み進めていきます。
対象車はコネクテッドカー(つながる車)
上記日経新聞によれば、対象はコネクテッドカー(つながる車)。まぁクラウドにつなげるわけですから、そりゃ当然ですかね。
[更新] 日経新聞によると、7月21日には共同研究を始めると正式発表。ソフトバンク孫社長は以前から自動車産業へ関心。孫社長曰く、車は走るスーパーコンピューターになる、とのこと。また、目指すは車を単なる移動の道具ではなく、AIで感情を持って対話をする家族のような新しい価値づくりとのこと。
車は走るスーパーコンピューターになる
車を単なる移動の道具ではなく
AIで感情を持って対話をする家族のような新しい価値づくりをめざす
AIがクセや方言を学ぶ。おススメ店を紹介してくれる。さらには、助手としての役割も。
上記日経新聞によれば、社内にあるカメラや運転手とのやりとりを通じ、クラウド上のAIがクセやら方言を表情や声のトーンから学ぶとのこと。行動パターンを推測、欲しい情報を対話形式で提供、通ったときにおススメ店を紹介してくれたりするようです。さらには、集めたデータで故障の予測もして、運転手の代わりに販売店の点検を予約してくれるそうです。鍵の閉め忘れもなくなり、離れた場所からの施錠もできるとのこと。助手としての役割を目指すとのこと。
車内に備えたカメラや運転手との対話
クラウド上のAIがクセなどを学ぶ
方言で会話をしたり、よく通る道沿いのお薦め店を紹介したり
表情や声のトーンから感情や嗜好を分析
行動パターンを推測
運転手が欲しい情報を対話形式で迅速に提供
データも集め、故障を予測して運転手に代わって販売店の点検を予約
鍵の閉め忘れを知らせ
離れた場所から施錠
助手のような役割
この発想はおもしろい。至れり尽くせりですね。方言もありとか。私なんかはなんかたまに英語やら三河弁やら出たりもするんですけど、AIもこれに合わせてくれるんでしょうか。イメージ的には、下記のとおり。
私「この辺の寿司屋、どこがうまい?」
AI「この辺のすし屋は、高いから、家で食べりん」
私「予算1000円でこの辺で寿司食べられんかね」
AI「1000円じゃ無理だから、家の近所の農協で寿司買ってこりん」
私「じゃあこの辺で1000円以下のうまいラーメン屋はある?」
AI「お、Youは確か、味の濃いラーメンが好きだったね。それならすぐそこにある。じゃあ、あと50メートル先の駐車場に止めりん」
私「ここの無料駐車場いっぱいだから、そこの有料駐車場にとめよっか?」
AI「あそこは高いって噂だから、やめときん」
私「高いってそんなに高いの?」
Ai「あー、言い忘れてたけど、Youの車が壊れかけとる。だから、つい先日、修理の予約しといたで。けっこう高いらしいで、あんまり余分な金は使わんほうがいいよ」
私「は?!」
AI「ウェルカム」
いやー、本当はこんなにくだらない会話ではないでしょうが(笑)まぁこんな感じで楽しめるんじゃないですか。こんなのが将来的にできるって考えるとちょっとおもしろいですが。