赤じゅうたんが泣いている。

 

住江織物、不適切会計発覚で社長が引責辞任   

日経新聞によると、カーペット製造大手の住江織物は29日、川端省三社長の辞任を発表とのこと。吉川一三会長が社長を兼務するとのこと。自動車用シートを製造する米国子会社で不適切な会計処理が発覚、経営体制を刷新とのこと。

 

  • カーペット製造大手の住江織物

  • 29日、同日付で吉川一三会長(70)が社長を兼務すると発表

  • 川端省三社長(62)は同日付で辞任

  • 自動車用シートを製造する米国子会社で不適切な会計処理が発覚

  • 経営体制を刷新

 

住江織物。こんな大手が一体何をやっているのだろうか。

 

豆知識: 住江織物とは

カーペット製造大手で繊維業界の雄。国会の赤じゅうたんもここの製品です。

 

 

決算日、延期へ。開示日は未定。

上記日経新聞によると、2016年5月期の決算発表は当初予定の12日から29日に既に延期していたが、さらなる延期が必要とのこと。開示日は未定とのこと。

 

  • 2016年5月期の決算発表は当初予定していた12日から29日に変更

  • さらに延期

  • 開示日は未定

 

川端社長が引責辞任するのは、米子会社を総括していたから

今回不適切会計が発覚したのは米子会社。上記日経新聞によると、川端氏は6月に社長に就任したばかりだが、米子会社を統括していた責任を取るとのこと。

 

 

米子会社での様々な問題とは

上記日経新聞によると、

  • 生産ラインの混乱による営業利益10億円の悪化
  • 棚卸資産の過大計上、約5億円

 

棚卸資産の過大計上って具体的に何をしたんでしょうね?これはかなーり気になるところ。私も昔、棚卸をよく見に行ったものです。棚卸の最中に発覚したのかな?誰の主導でどのような手法だったんでしょうか。

 

  • 生産ラインの混乱で営業利益が約10億円悪化

  • 棚卸し資産の過大計上が約5億円

 

上記日経新聞によると、29日に第三者委員会の設置が決まったとのこと。また、この調査結果を踏まえ、決算を発表するとのこと。というわけで、具体的な話はまだこれからですね。

 

  • 29日に第三者委員会の設置

  • 調査結果を踏まえて決算を発表

 

[更新] 住江織物の吉川会長兼社長が報酬50%返上。役員も報酬返上。

日経新聞によると、住江織物は12日、吉川一三会長兼社長が役員報酬額の50%を返上すると発表したとのこと。期間は9月からの3カ月間とのこと。そのほかに、役員報酬額は専務が20%、他の社内取締役は10%を返上するとのこと。

 

  • 住江織物は12日

  • 吉川一三会長兼社長が役員報酬額の50%を返上すると発表

  • 期間は9月からの3カ月間

  • 役員報酬額は専務が20%、他の社内取締役は10%を返上

 

赤じゅうたんを泣かせないよう、しっかりしてもらいたいものです。

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