人工知能に外貨の買い時を教えてもらう。
AI(人工知能)が外貨の買い時を判断。じぶん銀行とAlpaca DB (アルパカDB)が連携。
日経新聞によると、じぶん銀行は外貨預金で人工知能(AI)が外貨の買い時を判断するサービスを始めるとのこと。じぶん銀行は米ベンチャーのアルパカDBと連携するとのこと。
ネット専業のじぶん銀行
外貨預金で人工知能(AI)が外貨の買い時を判断するサービス
米ベンチャーのアルパカDBと連携
AIの別の活用法ですね。まずは一体どんなサービスなのかをもう少し詳しく見ていきます。
AIが割安と判断した場合に顧客のスマートフォン(スマホ)に通知
上記日経新聞によると、じぶん銀行はまず、じぶん銀行のスマホアプリにAIが買い時と判断した時にプッシュ通知する機能を追加するとのこと。過去20年の為替データなどをもとに、通貨別の期待上昇率を一覧表示するヒートマップも作るとのこと。
スマホアプリにAIが買い時と判断した時にプッシュ通知する機能を追加
過去20年の為替データ
通貨別の期待上昇率を一覧表示する「ヒートマップ」も作る
AIに外貨の買い時を判断させると。おもしろいですよね。まぁ業界の人とかこういうのが好きな人は知ってると思いますが、アルパカDBってのはキャピタリコっていうアプリを持ってまして、既にこの手のサービスは提供しています。これが理由でじぶん銀行はアルパカDBをパートナーとして選んだんだと思いますが。
ただ、下記にでてくる将来的なサービスってのは、かなり興味深い。下記、記します。
じぶん銀行の将来的なAI活用戦略とは: AIが為替の動向を分析、AIが資産運用配分するロボ・アドバイザーやローンの審査までも。
上記日経新聞によると、2-3年後にはAIを活用し、外貨を定期的に預け入れる自動外貨積み立ても始めるとのこと。AIが為替の動向を分析し、顧客が割安なタイミングで外貨の預け入れをできるようにするとのこと。さらに、資産運用配分などのサービスを提供するロボ・アドバイザーやローンの審査にもAIの活用を目指すとのこと。
2~3年後
AIを活用し、外貨を定期的に預け入れる自動外貨積み立ても
AIが為替の動向を分析
顧客が割安なタイミングで外貨の預け入れをできるように
資産運用配分などのサービスを提供する「ロボ・アドバイザー」
ローンの審査にもAIの活用を目指す
AIが自動的に外貨積み立てする。おもしろすぎるでしょう。あとAIが資産運用するってとこ。これはもっと詳細が知りたいところ。ローンの審査にAIが活用できるってのは想像できますね。2-3年後ですか。大変興味深い。
いつからサービスを始めるのか
上記日経新聞によると、2017年6月からとのこと。
ところで、じぶん銀行とアルパカについて、基本的なことを書きましょう。
じぶん銀行とは
ネット専業の銀行(インターネット銀行)です。三菱東京ufj銀行とkddiが出資しました。
Alpaca DB (アルパカ DB)とは
アルパカってあの動物もアルパカですけど、こちらはベンチャー企業のアルパカです。正式にはAlpaca DB (アルパカ DB)という名前。
上記日経新聞によると、アルパカはシリコンバレーに本社を置き、AIの基幹技術である深層学習(ディープラーニング)に強みを持つとのこと。三菱東京UFJ銀行が主宰するベンチャー企業支援プログラムである、MUFG Fintechアクセラレータに参加、三菱東京UFJ銀行が出資するじぶん銀と事業化を進めてきたとのこと。
シリコンバレーに本社
AIの基幹技術である深層学習(ディープラーニング)に強み
三菱東京UFJ銀行が主宰するベンチャー企業支援プログラム「MUFG Fintechアクセラレータ」に参加
同行が出資するじぶん銀と事業化を進めてきた
アルパカというと、シリコンバレーに本社を置くベンチャー企業ですが、CEOは横川毅氏といって、リーマンブラザーズ出身の方です。
今回じぶん銀行と連携することによって、いろいろ技術をさらに強くするチャンスになるかと思います。今後来るサービスが楽しみですね。