これは柔道の精神に反する。

エジプトの柔道家、イスラム・エルシャハビがイスラエルの柔道家にお辞儀と握手を拒否

dailymail (英語)によると、エジプトの柔道家である、イスラム・エルシャハビが、イスラエルの柔道家と対戦。負けた後に、お辞儀と握手を拒絶したとのこと。

私もこれ見ましたが、この後にブーイングがありましたね。

イスラエルとエジプトはいろいろな意味で複雑ではある

まぁこの両国は、もともと長年戦争していました。中東戦争ってやつです。ただ、この２国は和解しています（エジプト・イスラエル平和条約）。ただ、世論はどうかというと、まぁ複雑な感情をもっている人が少なからずいます。

実は、スポーツの世界では、このような政治的理由から、対戦そのものをしないという人もたまにいます。今回も、どうも対戦してほしくないという声が一部あったようですが、結局対戦したようです。

今のところ、イスラム・エルシェハビ選手はこの件に関してノーコメントですが、スポーツの世界には、スポーツマンとしての精神、礼儀をもって正々堂々と戦っていただきたいところですね。

いくつかののメディアが伝えたところ、イスラム・エルシャハビはリオから国へ送り返されたとのこと。

IOCが彼のマナーを問題視したということですかね。