遂に首謀者が死亡か。
多くの日本人の犠牲者を出したバングラデシュカフェ襲撃事件。私の方でもだいぶこれに関してはおっていますが、ここへきて、大きな動きがありました。
ダッカ人質テロの首謀者が死亡
産経新聞によると、バングラデシュの警察当局は27日、首都ダッカ近郊のナラヤンガンジで、イスラム過激組織ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)の隠れ家を急襲したとのこと。
その際、日本人7人を含む人質が殺害された飲食店襲撃テロの首謀者とされていたタミム・チョードリー容疑者を含む数人を射殺したとのこと。
バングラデシュの警察当局は27日、首都ダッカ近郊のナラヤンガンジで、イスラム過激組織ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)の隠れ家を急襲
タミム・チョードリー容疑者を含む数人を射殺
きましたね。タミム・チョードリー容疑者死亡の日が。いろいろ海外の報道を私もみていますが、死亡説が有力なようです。
JMBというより、ネオJMBかな
なお、細かい話ですが、JMBの隠れ家が襲撃とありますが、正確にはネオJMBのことでしょうね。ネオJMBというのは、JMBから分裂した組織です。
政府としては、イスラム国(IS)の関与を否定しているので、JMBから分裂したネオJMBが犯行をしたといっているわけです。
死亡したタミム・チョードリー容疑者とは
おそらく私の下記の記事が詳しいので、自らの記事を引用し、ポイントをまとめます。
ネオJMBは事実上のISバングラデシュ支部。バングラデシュ系カナダ人のタミム・チョードリー容疑者が指導者(リーダー)。バングラデシュ襲撃事件
タミム・チョードリー容疑者とは
- ネオJMBの指導者(リーダー)
- バングラデシュ系カナダ人(カナダとの二重国籍)
- ISの機関誌ダビクで「バングラデシュ支部の指導者」を名乗っており、ISに忠誠を誓っていたとみられている
- チョードリー容疑者は国内潜伏中とみられていた
- 資金提供
- 逮捕のために懸賞金がでていた
今回懸賞金が使われたかどうかは不明ですが、逮捕に役立った可能性はあるでしょう。あとは残りのネオJMBのメンバーも捕まえてほしいですね。