キリンが世界的に著名なブランドと組み、クラフトビール強化へ。

 

クラフトビールが人気になっている

今回の話に行く前に、一つ言及しておきたいことがあります。それが、現在クラフトビールが人気になってきているという話。

 

ちょうど先月、日経新聞の方で、小規模な生産設備で製法や原料にこだわって製造するクラフトビールの増産が関西で相次いでいるという記事がありました。

 

クラフトビールは京阪神といった大消費地の飲食店で若者を中心に需要が拡大しており、各社は生産設備の増強などで増産を急いでいるとのこと。

 

  • 小規模な生産設備で製法や原料にこだわって製造するクラフトビールの増産が関西で相次いでいる

  • クラフトビールは京阪神といった大消費地の飲食店で若者を中心に需要が拡大

  • 各社は生産設備の増強などで増産を急いでいる

 

今回は、このタイミングに合わせたかのように、キリンがおもしろい話をまとめてきた、そんな内容の話です。

 

 

キリンビールはクラフトビール製造のブルックリン・ブルワリーと提携へ

日経新聞によると、キリンビールは米クラフトビール製造のブルックリン・ブルワリーと提携するとのこと。国内ビール大手が海外クラフトビールを生産するのは初めてとのこと。

 

日本とブラジルで来年からブルックリン社ブランドのビールを製造・販売するとのこと。

 

  • キリンビールは米クラフトビール製造のブルックリン・ブルワリー(ニューヨーク州)と提携する

  • 日本とブラジルで来年からブルックリン社ブランドのビールを製造・販売する

  • 国内ビール大手が海外クラフトビールを生産するのは初めて

 

キリンが世界的に見ても有名なアメリカのクラフトビール製造会社と提携することになりました。

 

国内ビール大手では初の試みのようで、大変頼もしいニュースであるといえます。

 

 

いつ、どのようにキリンはブルックリン・ブルワリーと提携するのか

上記日経新聞によると、日本では2017年1月をめどに合弁会社を設立するとのこと。キリン側が50%超を出資するもようとのこと。

 

  • 日本では2017年1月をめどに合弁会社を設立

  • キリン側が50%超を出資するもよう

 

半々の出資ですか。おもしろい話をキリンがとってきましたね。

 

 

キリンはブルックリンラガー「ブルックリンラガー」の缶、瓶、飲食店用たる生をキリン工場で生産し、高級スーパーや酒販店、都心の飲食店などを通じて独占販売する

上記日経新聞によると、キリンは主力「ブルックリンラガー」の缶、瓶、飲食店用たる生をキリン工場で生産するとのこと。

 

高級スーパーや酒販店、都心の飲食店などを通じて独占販売するとのこと。

 

  • 主力「ブルックリンラガー」の缶、瓶、飲食店用たる生をキリン工場で生産

  • 高級スーパーや酒販店、都心の飲食店などを通じて独占販売

 

キリンがブルックリンラガーを国内で生産し、独占販売もする。けっこういい話でしょう。

 

 

ブルックリンラガーの特徴は。どのような人がブルックリンラガーを飲んでいるのか。

上記日経新聞によると、小規模な醸造所でつくられるブルックリンラガーはコクのある辛口の濃いビールだとのこと。

 

ブルックリンラガーは文化人やファッションに敏感な層に人気が高いとのこと。

 

  • 小規模な醸造所でつくられるブルックリンラガーはコクのある辛口の濃いビール

  • ブルックリンラガーは文化人やファッションに敏感な層に人気が高い

 

 

ブルックリンラガーの値段は

上記日経新聞によると、ブルックリンラガーは1本400~500円程度と一般的なビールより高くなるとみられるとのこと。

 

  • ブルックリンラガーは1本400~500円程度と一般的なビールより高くなるとみられる

 

ここもポイントになってくるでしょう。この値段でも人気が出るか。人気化すればおもしろくなるでしょうね。

 

 

醸造を統括するギャレット・オリバー氏はクラフトビール界ではカリスマ視される存在

上記日経新聞によると、醸造を統括するギャレット・オリバー氏はクラフトビール界ではカリスマ視される存在とのこと。

 

  • 醸造を統括するギャレット・オリバー氏はクラフトビール界ではカリスマ視される存在

 

この方は業界では人気の方です。世界中で講演などをしています。

 

 

クラフトビール市場は成長が予想される

上記日経新聞によると、2021年に市場は15万キロリットルに成長すると予想されているとのこと。

 

  • 2021年に市場は15万キロリットルに成長すると予想

 

 

キリンのクラフトビールでのポジションは

上記日経新聞によると、国内クラフトビール市場は約4万キロリットルで、キリングループはそのうち約4分の1を占めるとのこと。キリンは50%のシェア確保を狙っているとのこと。

 

  • 国内クラフトビール市場は約4万キロリットルで、キリングループはそのうち約4分の1を占める

  • キリンは50%のシェア確保を狙っている

 

 

なぜクラフトビールは需要が伸びているのか

上記日経新聞によると、国内ビール市場の縮小が続く中、風味や製法にこだわるクラフトビールは唯一、需要が伸びているとのこと。

 

  • 国内ビール市場の縮小が続く中、風味や製法にこだわるクラフトビールは唯一、需要が伸びている

 

今回、キリンがアメリカのクラフトビール大手と提携します。競合他社はこれに対し、どのように動くのでしょうか。日本でブルックリンラガーが成功するか、行方も大変楽しみなところであります。

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