居眠り運転と脇見運転をなくす技術。

 

電機各社が自動車の運転手の眠気や脇見を検知する新技術を相次いで開発

日経新聞によると、電機各社が自動車の運転手の眠気や脇見を検知する新技術を相次いで開発しているとのこと。

 

  • 電機各社が自動車の運転手の眠気や脇見を検知する新技術を相次いで開発している

 

正直居眠り運転ほど危なっかしいものはないです。うとうとしながら運転は勘弁でしょう。脇見運転も勘弁してほしいところ。

 

しかし、今回、電機大手各社が居眠り運転やら脇見運転を避ける技術の開発をしているという話がでてきました。特に要注目は、パイオニアとアルプス電気。

 

 

パイオニアの新技術は運転手の心拍数から眠気や疲労度を検知。パイオニアは、運転席の背もたれ部分にセンサーを埋め込むことを想定か。

上記日経新聞によると、パイオニアの新技術は運転手の心拍数から眠気や疲労度を検知するとのこと。座席に微弱な電波を流したときの反応などから心拍数を計測し、眠気や疲労の兆候である心拍数の低下をとらえるとのこと。

 

  • パイオニアの新技術は運転手の心拍数から眠気や疲労度を検知

  • 座席に微弱な電波を流したときの反応などから心拍数を計測し、眠気や疲労の兆候である心拍数の低下をとらえる

 

心拍数を計測です。これはパイオニアのウエアラブルなんでしょうか?私もウエアラブルを使用していますが、最近のウエアラブルは想像以上に高性能のものが多く、しっかり心拍数を計測してくれますね。

 

ただ、パイオニアのこの新技術は、どうも座席にセンサーを置くことで計測するもののようです。上記日経新聞によると、パイオニアは心拍数を把握するセンサーなどを運転席の背もたれ部分に埋め込むことを想定とのこと。

 

  • パイオニアは心拍数を把握するセンサーなどを運転席の背もたれ部分に埋め込むことを想定

 

つまり背もたれ部分で心拍数を把握という大変興味深い新技術となっています。

 

 

いつパイオニアの運転手の眠気やわき見を検知するセンサーは登場しそうか

上記日経新聞によると、2020年ごろからの本格採用をめざすとのこと。

 

  • 2020年ごろからの本格採用をめざす

 

 

アルプス電気はサングラスをかけた人や強い外光が差し込む状態でも視線の検知が可能というモジュール(複合部品)を開発。視線の動きを検知し、脇見や集中を欠く場合に警告。

上記日経新聞によると、アルプス電気はサングラスをかけた人や強い外光が差し込む状態でも視線の検知が可能というモジュール(複合部品)を開発したとのこと。

 

モジュールにはカメラと赤外線センサーを搭載するとのこと。カメラで顔の向きをとらえ、センサーで瞳孔と角膜の位置を検知して見ている方向を高精度で特定するとのこと。

 

60ミリ秒ごとの細かな視線の動きを検知し、脇見や集中を欠く場合に警告するといった使い方を想定するとのこと。

 

  • アルプス電気はサングラスをかけた人や強い外光が差し込む状態でも視線の検知が可能というモジュール(複合部品)を開発

  • モジュールにはカメラと赤外線センサーを搭載

  • カメラで顔の向きをとらえ、センサーで瞳孔と角膜の位置を検知して見ている方向を高精度で特定

  • 60ミリ秒ごとの細かな視線の動きを検知

  • 脇見や集中を欠く場合に警告するといった使い方を想定

 

というわけで、何と視線の動きを調べるというもののようです。これなら、脇見運転していればすぐ警告してくれそうです。

 

スマホなんて見た際には警告の嵐でしょう。サングラスをかけていても検知できるということで、大変興味深い技術といえそうですね。

 

 

いつアルプス電気の脇見運転を防ぐ、視線の動きの検知が可能なモジュールは登場しそうか

上記日経新聞によると、アルプス電気はすでに自動車関連メーカーへの売り込みを始めており、21年ごろの量産を目指すとのこと。

 

  • アルプス電気はすでに自動車関連メーカーへの売り込みを始めており

  • 21年ごろの量産を目指す

 

というわけで、パイオニアと同じく、やはり2020年あたりが重要な年になってきそうですね。

 

 

電機各社はカーナビに代わる収益源を探している

上記日経新聞によると、電機各社がこうした安全関連の技術開発を急ぐのは、カーナビゲーションシステムなど既存の車載機器に代わる収益源を探しているためだとのこと。

 

  • 電機各社がこうした安全関連の技術開発を急ぐのは、カーナビゲーションシステムなど既存の車載機器に代わる収益源を探しているため

 

確かにはっきりいってしまえば、今やスマホがカーナビの代わりになりますからね。わざわざカーナビつけないでスマホをカーナビにしてる人も出てきているでしょう。

 

そんなわけで、電機各社はスマホカーナビに対抗する製品か、もしくは新たな収益源が必要なわけです。このような居眠りや脇見運転防止の新技術なんてのは、まさに新時代の技術ですから、今後けっこう期待が持てるかもしれませんね。

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