コスト削減が続く可能性。

 

ドイツ銀行CFOがコスト削減のために1万人追加削減が必要になる可能性について言及

14日のBloombergによると、ロイターが関係者の話として伝えたところ、ドイツ銀行のマルクス・シェンク最高財務責任者(CFO)は従業員側の代表に先月、コスト削減のためには1万人の追加削減が必要になるかもしれないと伝えたとのこと。

 

  • ドイツ銀行のマルクス・シェンク最高財務責任者(CFO)は従業員側の代表に先月、コスト削減のためには1万人の追加削減が必要になるかもしれないと伝えた

 

つい先日、ドイツ銀行が採用即時凍結をするという話を書きました。ここでは即時というのもポイントで、今コスト削減が必要なんだと書きました。採用即時凍結では足らず、今回1万人追加削減が必要になるかもしれないということですが、状況が状況ですので、これはありえなくもない話かと思います。

 

 

ドイツ銀行は国内4000人含む9000人の削減を目指していた。1万人追加についてはまだ決定していない。

上記Bloombergによると、シェンクCFOは行内の会議で発言、まだ決定はしていないとのこと。昨年発表されたジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)の再編計画の下で、ドイツ銀は国内4000人を含め9000人の削減を目指しているとのこと。

 

  • シェンクCFOは行内の会議で発言、まだ決定はしていない

  • 昨年発表されたジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)の再編計画の下で、ドイツ銀は国内4000人を含め9000人の削減を目指している

 

計画の倍以上の人員削減が必要かもしれないということなので、状況としてはかなり厳しいでしょう。

 

 

ドイツ銀行の1万人追加人員削減についてのコメントは

上記Bloombergによると、ドイツ銀行の広報担当者はコメントを控えたとのこと。

 

  • ドイツ銀の広報担当者はコメントを控えた

 

とにかくMBS不正販売問題における減額交渉のゆくえがまずは気になるところであります。今後も要注目です。

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